米国株:続伸、S&P500種は月初来高値-FOMCの結果待ち
6月18日(ブルームバーグ):米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は月初来の高値に上昇した。市場では緩和策をめぐる連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果待ちの雰囲気となっている。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種 株価指数は前日比0.8%高の1651.81。これは5月30日以来の高値。ダウ工業株30種平均は0.9%上げて15318.23ドル。
ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、ジョン・マンリー氏は電話取材で、「市場は時間を稼ごうとしているようだ」とし、「当局は当然、緩和策を縮小する。縮小しなければ驚きだ。ただ、縮小はぎりぎりまで待つと考えている。何か行動するのであれば、慎重過ぎるほど慎重になるだろう。段階的に縮小はするが、それは安全に実施できると考えられるようになって初めて可能になる」と述べた。
FOMCはこの日から2日間の予定で会合を開始した。19日には連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の記者会見も開かれる。
原題:U.S. Stocks Rally for 2nd Day as Investors Await FedStatement(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Inyoung Hwang ihwang7@bloomberg.net;ニューヨーク Katie Brennan kbrennan23@bloomberg.net
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更新日時: 2013/06/19 05:19 JSTニュース一覧
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