JR江差線:神明駅の看板をネットで販売容疑
毎日新聞 2013年06月18日 21時11分(最終更新 06月18日 21時35分)
来年5月に廃止されるJR江差線神明駅の看板をインターネットオークションで売ったとして、北海道警江差署は18日、函館市杉並町の解体作業員、小林憲明容疑者(56)を盗品等処分あっせんの疑いで逮捕した。
逮捕容疑は4月30日ごろ、同駅の駅名看板(縦80センチ、横20センチ)2枚(1万5000円相当)をオークションサイトに出品し、落札者に2万6500円で売却したとしている。小林容疑者は看板を盗んだことも認めているといい、同署は窃盗容疑でも調べている。
JR江差線木古内−江差駅間(42キロ)は今年4月に廃線が決定。週末や大型連休は大勢の鉄道ファンでにぎわっており、同署は小林容疑者が鉄道人気に目をつけたとみている。【鈴木勝一】