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| 【千葉】献上ビワ決まる 南房総で選果式
 南房総市富浦町の「とみうら元気倶楽部(くらぶ)」で17日、皇室に献上するビワを選ぶ選果式が行われた。献上ビワは1909年から戦時中などの中断を除いて続く行事で、今回が99回目。 千葉県は長崎県に次ぐビワの産地で、昨年は推定約500トンが収穫され、9億4000万円の売り上げがあった。会場には、南房総地域のビワ生産者で組織する房州枇杷(びわ)組合連合会(柴山春雄会長、約400人)に所属する8組合が、それぞれ木箱に詰めた大粒の房州特産ビワ(24個入り)を出品した。 県の関係者が、色や形のよさなどを基準に審査。天皇陛下に献上するビワは、八束(やつか)枇杷組合(南房総市富浦町)のものと決まった。残り7組合のビワも、皇族や県への贈答品となった。 今年は冬の低温などが影響し、例年と比べて粒がやや小ぶり。柴山会長も「組合員の努力でいいものが集まった」とホッとした表情。献上ビワは柴山会長らが持参するという。(福原康哲) PR情報 
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