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【栃木】<隣県ふくしま便り>じゃぶじゃぶ池 設置へ寄付募る 南相馬の高見公園
福島県南相馬市の子どもたちが安心して屋外で水遊びできる場所をつくろうと、同市の市民団体「みんな共和国」は同市原町区の高見公園に「じゃぶじゃぶ池」の設置を目指して寄付を募っている。 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響を受けて、市内では依然として海水浴や川遊びを控える子どもが少なくない。 同団体は昨年八月、市が除染した高見公園に簡易のプールを設置したところ、多くの子どもたちが水遊びを楽しんだ。企画運営者の近藤能之さん(46)は子どもたちがより清潔で安全に水遊びできるじゃぶじゃぶ池の設置を計画した。 じゃぶじゃぶ池は直径約十六メートルの円状で、水深は四十五センチほど。中央に高さ約二メートルの噴水を設ける。水道循環式で水質管理は市が行う。 北海道帯広市の噴水製造会社が計画の趣旨に賛同し、設置に向けて全面的に協力する。設置された施設は市に寄贈する。 施設は七月十五日の完成を目指し、同二十一日にオープニングセレモニーを予定している。 団体はネット上のクラウドファンディングシステム「READY FOR?」を活用し、寄付を募ってきた。目標金額一千万円。近藤さんは「個人の思いが集まることで安心感を生み出すことにつながれば」と期待を込める。 同団体は振り込みでも寄付を受け付けている。振込先は、ゆうちょ銀行八二八支店普通0521721(郵便局払込口座 記号番号02240−5−135830)。口座名義は「みんな共和国じゃぶじゃぶ池P」。 (福島民報から) PR情報
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