６月ドイツＺＥＷ景況感指数、38.5に上昇－回復兆候が強まる

　　６月18日（ブルームバーグ）：ドイツの欧州経済研究センター（ＺＥＷ）がまとめた６月の独景況感指数は上昇した。同国で景気回復の勢いが強まっている兆候が示された。

ＺＥＷが18日発表した６月の期待指数 は38.5と、前月（36.4）から上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト38人の予想中央値は38.1だった。同指数は向こう６カ月の見通しを示す。

ナティクシスのエコノミスト、ヨハネス・ガレイス氏（フランクフルト在勤）は「長かった冬の後の反動効果によって、４－６月（第２四半期）は極めて好調となるはずだ」とし、「ドイツの景気回復は外需よりも内需にけん引されるだろう」と語った。

ＺＥＷによれば、６月の現状指数は8.6と、予想に反して低下し、前月の8.9を下回った。同時に発表されたユーロ圏の景況感指数は30.6と、５月の27.6から改善した。

ユーロの対ドル相場は指標発表後に上昇。フランクフルト時間午前11時４分（日本時間午後６時４分）現在、１ユーロ＝1.3395ドルで取引されている。

原題：German Investor Confidence Rises in June as RecoveryStrengthens（抜粋）Germany June ZEW Investor Confidence: Summary (Table) （抜粋）

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更新日時: 2013/06/18 19:31 JST