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UPDATE 1-シドニー株式市場・大引け=3日ぶり反落、米FOMC待ち

2013年 06月 18日 18:18 JST
 
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(内容を追加しました)
    [シドニー 18日 ロイター] -   
    S&P/ASX200指数   (カッコ内は前営業日比)
    終値      4814.4 (‐11.5)
    0013GMT 4810.9 (‐15.0)
    前営業日終値  4825.9 (+34.1)
    
    シドニー株式市場は、不安定な商いとなる中を、3営業日ぶりに反落して引けた。投
資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちの状態。また、オプションの期限を
前に慎重姿勢に転じた。ブローカーらによると、主要な銀行株と鉱業株がS&P/ASX
200指数の下落を主導したが、海外のファンド筋が市場に戻ったこともあり、同指数は
この日の安値からは上げたという。
    S&P/ASX200指数 終値は前日終値比11.5ポイント(0.2%)
安の4814.4。
    
    ベル・ポッター・セキュリティーズのプライベート・クライアント・アドバイザーの
スチュワート・スミス氏は「20日には指数オプションの期限が到来する。四半期末なの
で重要な期限だ。過去数営業日の後で慎重な市場になっているのはそのためだと思う」と
述べた。
    FRBの大規模な債券買いをめぐる臆測が盛んな中、FOMCは18─19日に開か
れる。ただ、大半のエコノミストはFRBが今回、月額850億ドルの債券買いを縮小す
るとは予想していない。
    スミス氏は「FRBが債券買いを縮小するのかしないのか、彼らの論調を察する必要
がある」と語った。アナリストは、もしFRBが早すぎるタイミングで金融政策の引き締
めに転じれば、米経済が景気後退に陥り、世界市場もこれに引きずられる可能性があると
懸念している。
    S&P/ASX200指数は最近数営業日で、世界市場の大幅下落に足並みをそろえ
る動きとなっている。FRBの景気刺激策をめぐる不透明感や、日本株の不安定な値動き
、そしてオーストラリアの主要な輸出市場である中国の成長鈍化が、シドニー株の下落を
主導している。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は18日公表した、今月4
日の理事会の議事録要旨で、豪ドル相場が今後さらに下落する可能性があるとの認識を示
した。

    4大大手銀行の一角、コモンウェルス銀行 は下落後切り返し、ほぼ横ばい
の2セント高で引けた。他の3行はこの日の安値水準からは上げ、ナショナル・オースト
ラリア銀行 は0.6%安。
    銅相場が下げる中、大手鉱業株が下落。BHPビリトン は0.3%安、リ
オ・ティント は0.2%安。
    ディフェンシブ株も下げ、通信大手テルストラ は0.2%安。
 
 
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