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4月鉱工業生産確報は前月比+0.9%、輸送機械等のウエート上昇

2013年 06月 18日 14:10 JST
 
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[東京 18日 ロイター] 経済産業が18日発表した4月の鉱工業生産指数確報値は95.9となり、前月比0.9%上昇した。

今回発表分から、指数の基準改定やウエートの変更などが実施され、4月の生産が前月比上昇したことは変わらなかったが、速報段階での5カ月連続上昇は、今年1月が低下に修正されたため、3カ月連続の上昇に変更となった。また出荷は4月速報では上昇だったが、基準改定後は前月比1.4%の低下になった。12年度中は4─6月から10─12月まで前期比低下が続き、13年1─3月が4四半期ぶりに上昇に転じた姿は変わらなかった。

基準年が、従来の2005年基準から2010年に変更となったほか、採用品目や季節調整法、業種のウエートも見直された。輸送機械工業やプラスチック製品工業、化学工業の生産ウエートが上昇した一方で、鉄鋼業や金属製品工業、はん用・生産用・業務用機械工業のウエートが低下した。

4月の製造工業稼働率指数は95.9となり、前月比1.6%の上昇だった。製造工業生産能力指数(原指数)は97.2で前月比0.8%の低下だった。

 
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