Updated: Tokyo  2013/06/19 03:42  |  New York  2013/06/18 14:42  |  London  2013/06/18 19:42
 

香港株(終了):ハンセン指数、ほぼ変わらず-GCL安い

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  6月18日(ブルームバーグ):香港株式 市場で、ハンセン指数はほぼ変わらず。中国の新築住宅価格がほぼ全ての都市で上昇したことを受け、追加金融緩和の余地が限定的だとの見方が広がった。GCLポリー・エナジー・ホールディングス (保利協鑫能源)は大幅下落。中国の政府系ファンド(SWF)、中国投資(CIC)傘下の中央匯金投資が保有する同社株の売却で合意したことが嫌気された。

ソーラーパネル向け素材生産で世界最大手のGCLポリー(3800HK)は12%安。建設機械メーカーの中連重科 (1157 HK)は1.6%安。元従業員による企業機密の売却など不祥事を明らかにしたことが嫌気された。一方、銀河娯楽(27 HK)を中心にカジノ株は上昇。ラザード・キャピタル・マーケッツがマカオの成長率が高まるとの見通しを示した。

ハンセン指数は前日比0.02ポイント安の21225.88で終了。一時は1.1%下落する場面もあった。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.1%安の9733.54で引けた。

IGインベストメントのファンドマネジャー、ベン・タム氏は「短期的にはあまり多くの政策が実施されることはなさそうだ。政府や中央銀行による政策の拡大は限定的だろう」と述べた。

原題:Hong Kong Stocks Little Changed on China Housing; GCL-PolyFalls(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:シドニー Adam Haigh ahaigh1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nick Gentle ngentle2@bloomberg.net

更新日時: 2013/06/18 18:31 JST

 
 
 
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