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丸森の産廃処分場計画 相馬市、宮城県に反対要請

村井宮城県知事(左)に建設反対の署名簿と要請書を提出する立谷相馬市長

 宮城県丸森町で計画されている産業廃棄物最終処分場をめぐり、そうま土地改良区(福島県相馬市)の理事長を務める立谷秀清相馬市長は17日、宮城県庁に村井嘉浩知事を訪ね、住民ら約5800人分の反対署名を添え、計画を認めないよう求める要請書を提出した。
 立谷市長とそうま土地改良区の担当者ら4人が村井知事と面会。立谷市長は「予定地の近くには農業用水などの水源地があり、市民生活への影響が懸念される」と述べ、処分場計画に強く反対する意向を示した。
 村井知事は「業者には周辺の地域住民が反対していることをしっかり伝える。建設許可申請があった場合は、業者と慎重に協議したい」と語った。
 処分場は、丸森町筆甫川平地区で浜松市の民間業者が計画している。近くに相馬市の農業用水の水源地となっている松ケ房ダムがあり、下流の宇多川は水道水の水源として利用されている。相馬市が5月に実施した市民アンケートでは、回答者の約9割が建設に反対している。


2013年06月18日火曜日


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