|
「日・ASEAN政策対話」で東北の観光復興の道探る

|
東北の復興支援の一環として開催した初会合で観光面での協力を確認した出席者=いわき市
|
日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の友好40周年を記念した事務レベルの初会合「日・ASEAN観光協力政策対話」が17日、いわき市で開かれ、各国の代表者らが観光施策や今後の観光協力に意見を交わした。観光庁の主催。
本県での開催は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、海外観光客の減少に悩む東北地方の復興支援の一環。各国の代表者らに被災地の現状、復興状況を伝えることも狙い。
ASEAN加盟10カ国のうち、ブルネイを除く9カ国の観光当局の局長級ら約30人が出席。日本から出席した井手憲文観光庁長官、議長国を務めるマレーシアのハスブラ・ラシディ観光文化省審議官が共同議長を務め、「観光は落ち込んでも回復しやすい産業で、復興にも役立てていきたい」などとあいさつ。引き続き各国の代表者が自国の観光政策などを示した。
会合後、同市のスパリゾートハワイアンズで歓迎セレモニーを行った。
各国の代表団は18、19の両日に本県と山形、宮城の各県を視察する。本県では18日、会津若松市の鶴ケ城などを訪れる予定。
(2013年6月18日 福島民友ニュース)
|
|
|