児童ポルノ法:改正案に藤子不二雄Aさんらが反対声明
毎日新聞 2013年06月18日 15時47分
自民、公明両党と日本維新の会が衆院に共同提出した児童買春・ポルノ禁止法改正案について、さいとう・たかをさん、藤子不二雄Aさんをはじめ著名漫画家でつくる「21世紀のコミック作家の会」は18日、「日本の漫画文化の衰退を招く」とする反対声明を発表した。
声明は、漫画・アニメについて政府が3年間をめどに調査し、必要な措置を取るなどと定めた改正案について「自由な発想・表現の下に創作活動を展開する漫画家の自由を奪う」などと懸念を表明。「読者からの支持を得られない『面白くない』漫画ばかりが量産される可能性がある」と指摘し、改正案の撤回を求めている。(共同)