“ ものをつくる” という行為においては、良いアプローチとそうでないアプローチがあると思います。
カーニハンが“ソフトウェア作法” の中で“紙と赤鉛筆”と揶揄したような方法が、私たちの日常行動の多くの場面で、一見急場をしのぐためという名目で行われています。
そして、それが改善されることもなく繰り返され、あまつさえ理由も知らない後進が、それをもって“先人の英知”等と誤解されるに至っては悲喜劇の様相を呈するのではないでしょうか?
私が自らの屋号をDesign Methodology Labと称することに
したのは私が関わっている物造り、ソフトウェア、デジタル回路設計、各種技術トレーニングにおいて、より合理的な手法を常に模索して行きたいというこだわりによるものです。
7-Jun-2011 Motoo Tanaka