長時間行う事で脂肪を効率よく燃焼する事ができる有酸素運動。
ウォーキングやジョギングなどは代表的な有酸素運動ですし、 ヨガやピラティスなどのストレッチ系エクササイズも時間をかけて行なえば有酸素運動に分類する事もできます。
有酸素運動は、息がゼイゼイと上がってしまわないので、 運動が苦手な人でも長時間続ける事ができるというメリットがありますが、 この時に「呼吸」を意識する事で、更にダイエット効果をアップさせる事ができる事はご存知ですか?
運動をしている時には、体全体が酸素を欲しがります。
体力を使ったり筋肉を使うと体内の酸素が減ってしまうので、 そこに新しい酸素を補給してあげる事によって筋肉も大喜び。
質のよいトレーニングを行う事ができるのです。
呼吸を意識しないでただ単に息を吸って吐くだけでは、 肺の中に20%ぐらいの空気が残っています。
その状態で空気を吸い込むよりは、 腹式呼吸を行なって体内の空気をできるだけ吐き出してから新鮮な空気を吸い込んだほうが、 体内にはより新鮮な空気を送り届ける事が出来ますよね。
有酸素運動を行う時には、できるだけ意識しながら腹式呼吸を行ってみてください。
呼吸をする時には口から行なっても鼻から行なっても問題ありませんが、 健康法としてのトータル効果を考えれば、鼻呼吸がおススメです。
空気中にはいろいろな細菌が浮遊しているため、 鼻というフィルターを通して呼吸をする事によって、病原菌が体に侵入する事を予防する事もできるのです。