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【芸能・社会】

大野 余命3カ月の29歳の生き様を熱演 「24時間テレビ」内ドラマ

2013年6月18日 紙面から

 嵐の大野智(32)が、8月24〜25日に日本テレビ系で放送される「24時間テレビ36 愛は地球を救う」の恒例の番組内ドラマで主演することが決まった。タイトルは「今日の日はさようなら」。29歳で突然がんに侵される青年を、死の瞬間まで演じる。

 嵐は2年連続で同番組のメーンパーソナリティーを務める。ドラマのプロデューサーも、昨年の二宮和也(30)主演「車イスで僕は空を飛ぶ」に引き続き河野英裕さん。「妖怪人間ベム」「泣くな、はらちゃん」などで「人間とは」というテーマに向き合ってきた河野さんが、「フリーター、家を買う。」を手掛けた脚本家・橋部敦子さんとともに、生きることの意味を問う。

 大学を中退、何度か職を変え、ようやく「料理」という将来の夢が見えてきた29歳の耕太。ある日、血液のがんである悪性リンパ腫が発覚する。つらい抗がん剤治療に耐えたが、1年後に再発。余命3カ月という非情な宣告を受ける。悲しみや恐怖と向き合い、「ちゃんと生きて、ちゃんと死んでいこう」と決意する耕太。ドラマはその死の瞬間まで克明に描く。

 河野プロデューサーは「現在の日本では3人に1人ががんで亡くなる。がんは誰でも自分や家族に突然起こりうる『日常』の出来事です」とした上で、「人は生と死のはざまで孤独に向き合い、どう前に進んでいくか。普通の生活に横たわる死の中でどう生きてゆくか」とテーマを語る。

 大野は「『ちゃんと生きて、ちゃんと死ぬ』という難しいテーマに真摯(しんし)に向き合い、僕も耕太とじっくり向き合って“強い意思”をしっかり演じきりたい」と意気込みを語った。

 

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