韓国では近年、「旭日旗」をナチス・ドイツのハーケンクロイツと同一視して敵視する若者が増えている。光が放射線状に広がっているだけで「戦犯旗」だと非難する人も多く、その異常な反応ぶりは日本人の想像をはるかに超えてしまっている。

■「その旗がナチスと同じ象徴物であることを知っていますか?」フランスの書店にポスター撤去依頼

今月初め、韓国のコミュニティーサイト「NATE」で旭日旗に関する話題が注目を集めた。

投稿者は現在フランスで生活しているという韓国人留学生。ある日、書店を訪れると漫画コーナーに旭日旗のようなポスターが柱に貼ってあったそうで、海外生活を通じて愛国心が高まっていた留学生は、それが戦犯旗であることを知らせるため書店に抗議メールを送ることにしたのである。この留学生が、メールやフェイスブックなどを通じて繰り返し書店に送ったというフランス語の抗議文は次のようなものだ。

「私は韓国人ですが、そちらの書店に行って戦犯旗を見てとても驚きました。その旗がナチスと同じ象徴物であることを知った上で貼っているのですか?」