蹴球探訪
5・15 J誕生20年 ラモス氏に聞く 満員の国立「幸せ感じた」(6月3日)
トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事
【大リーグ】岩隈、5イニング4失点で2カ月ぶり黒星 自責0も31イニング2/3でストップ2013年6月18日 紙面から ◇アスレチックス10−2マリナーズ約2カ月ぶりの黒星を喫した。マリナーズの岩隈久志投手(32)は16日、敵地オークランドでのアスレチックス戦で、今季最短に並ぶ5イニングで降板。今季ワーストタイの8安打など4失点と乱れ、4月23日以来の2敗目(7勝)を喫した。また、日本人メジャー最長、球団史上2番目に長い「連続自責0」も31イニング2/3でストップ。毎回安打を許し、毎回走者を得点圏に置くなど波に乗れなかった。試合はマリナーズが2−10で完敗し、今季初のシリーズ3連勝スイープはならなかった。 好投手だからこそ、投球を分析され尽くしていた。「研究されている? もちろん感じた。(相手打線は)スプリットを見送って、ボールをよく見てきた」。今季2試合で2勝0敗、防御率2・08と牛耳っていたはずのアスレチックス打線。だが、共同電によると岩隈は変化を敏感に感じていた。 普段は軸となる2つの球種にも苦しんだ。スプリットを含めて空振りが取れず、3回以降は全57球で空振りさせたのはわずか2球。そのため、もうひとつの軸のツーシームに頼らざるを得なかったが、これがことごとく高めに浮き、許した8安打のうち6本がツーシームと狙い打たれた。 「球自体は良かったが、打たれた球が甘かった」と岩隈。初めてバッテリーを組んだ22歳の新人捕手ズニーニョも「構えたところに球が来なかった。高めをアタックし過ぎたかな。もう少し低めに集めるべきだった」と浮かない顔だった。 それでも、今季の安定感が色あせるわけではない。黒星は実に4月23日以来、10試合ぶり。また、5月26日のレンジャーズ戦の3回から続いた「連続自責0」は、この日の4回で途切れこそしたが、1997年のランディ・ジョンソン(31イニング)を抜き、マ軍史上2番目に長い「31イニング2/3」を記録。メジャーでは日本人最長だ。ウェッジ監督は「いつもより真ん中高めの球が多かったな。でも、クマ(岩隈)だって常にパーフェクトなわけじゃない。それでも、きっちり試合をつくってくれた」と擁護した。 次回登板は21日(日本時間22日)、同じアスレチックスの予定だ。「しっかりやり返せるように投げられれば」と岩隈。初球宴への試金石にもなるマウンド。地区首位を走るライバルにきっちりリベンジし、再び盤石ぶりをアピールする。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|