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【プロ野球】

地方球場大好き 沢村が竜斬り先陣

2013年6月18日 紙面から

 復活した豪腕がライバルに引導を渡す。巨人の沢村拓一投手(25)がリーグ戦の再開初戦となる21日の中日戦(前橋)に先発することが濃厚となった。本来のローテでは杉内の順番だが、7月上旬の阪神との直接対決をにらんで変更。13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で完封勝利を挙げたばかりの沢村が先陣を切る。

 前回登板で自身1カ月半ぶりの勝利を挙げた沢村。まだ3勝4敗と黒星が先行しているだけに「まだ1つ勝っただけ。また次も勝てるようにしないといけない」と気合十分だ。地方球場のマウンドも苦にせず、4月25日のDeNA戦(岐阜)では9回途中3失点の好投。川口投手総合コーチが「地方は(照明灯の)ルクス(照度の単位)が低いでしょ。ボールが速く見える」と指摘するなどパワーピッチャーならではの利点もあると見て、最適の存在。東京ドームに戻る2戦目はリーグ単独トップの7勝を挙げている菅野、3戦目はホールトンの先発が有力。3連戦3連勝なら早くも、中日の自力優勝の可能性を消滅させられる。

 一時は借金生活となった交流戦も、終わってみればセ・リーグトップの13勝10敗1分け。2位の阪神を2・5ゲーム差と突き放した巨人。まずは昨季のクライマックス・シリーズ(CS)でも最後まで苦しめられたライバルにとどめを刺し、V2ロードを加速させる。 (臼杵秀之)

 

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