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日英、情報協定に合意…安保・テロ情報交換

読売新聞 6月17日(月)21時34分配信

日英、情報協定に合意…安保・テロ情報交換

キャメロン首相と日英首脳会談に臨む安倍首相=高橋美帆撮影

 【ベルファスト(英・北アイルランド)=芳村健次】安倍首相は17日午前(日本時間17日夜)、ロックアーンのホテルで、キャメロン英首相と初めて会談し、安全保障やテロなどに関する秘密情報の交換ができるようにする情報保護協定の締結で合意した。

 外務・防衛の高官レベルの交流や、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結に向けた協力を進めることも確認した。

 会談冒頭、安倍首相が「日英間の重要な進展について確認したい」と述べ、キャメロン首相も「日本は英国にとって、アジアの最重要パートナーだ。協力してサミットを成功させたい」と応じた。

 情報保護協定の締結は、日本政府の課題とされている海外での情報収集能力を補う狙いがある。今年1月に発生したアルジェリアでの人質事件でも、日本政府は情報不足に悩まされただけに、英国が持つ中東やアフリカ地域の情報は有益と判断した。日本は米、仏、豪、北大西洋条約機構(NATO)と同様の情報保護協定を締結している。

最終更新:6月17日(月)23時5分

読売新聞

 

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