米国株:上昇、統計を見極め-FOMC控え刺激策縮小の見方も
6月17日(ブルームバーグ):米株式相場は上昇。市場では経済指標の内容を見極める展開が続いた。一方で今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控え、刺激策縮小の見方も広がっている。S&P500種株価指数は先週、週間ベースで下落していた。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種 株価指数は前週末比0.8%高の1639.04。ダウ工業株30種平均は109.67ドル(0.7%)上げて15179.85ドル。
PNCウェルス・マネジメントのジェームズ・ダニガン最高投資責任者(CIO、フィラデルフィア在勤)は「金融当局が景気刺激策の縮小で近く行動に出ると、市場は先走りしてしまっている」と指摘。「状況は改善しつつあるが、まだ先は長い。当局の次の行動をめぐる一時的な不安が続いており、市場がおじけづいているようだが、やや行き過ぎなところがある」と続けた。
原題:U.S. Stocks Rise as Investors Weigh Economic Data,Stimulus Cuts(抜粋)
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更新日時: 2013/06/18 05:33 JSTニュース一覧
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