米NAHB住宅市場指数:7年ぶり高水準、見通し指数も上昇
6月17日(ブルームバーグ):米建設業者の景況感を示す住宅市場指数 は6月に7年ぶりの高水準に上昇した。住宅ローン金利が低いうちに好機を生かそうと駆け込み的な販売が増えていることが反映された。
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した6月の米住宅市場指数は52と、2006年3月以来の高水準。前月の44から8ポイント急上昇した。伸び幅は02年9月以来で最大だった。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は45。同指数で50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示す。
向こう6カ月の販売見通し指数は61と、前月の52から上昇した。購買見込み客足指数は40(前月33)に上昇。一戸建て販売の現況指数は56と、前月48から上昇した。
住宅市場指数は全米4地域中、3地域で上昇した。中西部は57と、前月の44から上昇。南部は53(前月44)、西部は50(前月41)に上昇した。一方、北東部は低下した。
原題:Homebuilder Confidence in U.S. Rises to a Seven-Year High(1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Jeanna Smialek jsmialek1@bloomberg.net
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更新日時: 2013/06/18 00:31 JSTニュース一覧
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