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汚染水処理設備 タンクで水漏れ
6月17日 17時42分

汚染水処理設備 タンクで水漏れ
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東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含む汚染水を処理する新しい設備で、処理前の水がタンクからにじみ出ているのが見つかり、東京電力は試運転を中止して原因を調べています。

水漏れが見つかったのは「ALPS」と呼ばれる新しい処理設備で、ほとんどの放射性物質を取り除くことができるとして、汚染水処理の切り札とされ、ことし3月から試運転が行われています。
東京電力によりますと、15日、処理前の汚染水をためておくタンクの溶接部から水がにじみ出ているのを点検中の社員が見つけたということで、水はタンクの下にある受け皿に落ちていて、設備の外側には広がっていないということです。
漏れた量は、タンクの表面についた結露の水と混ざって正確には分からないということですが、溶接部の水の表面の放射線量は、ガンマ線とベータ線合わせて1時間当たり0.18ミリシーベルトでした。
東京電力は、溶接作業が不十分だった可能性があるとみて、設備の試運転を中止して、原因を調べています。        
  

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