栃木県真岡市で今月1日、無職関口ヤス子さん(70)が殺された事件で、県警の捜査本部は17日、山梨県富士吉田市新屋、専門学校生小俣佑斗容疑者(20)を証拠隠滅教唆の疑いで、同県に住む女性会社員(18)を証拠隠滅容疑で逮捕し、発表した。殺人容疑で逮捕された会社員堀内真治容疑者(39)の衣類などを隠すなどした疑いがある。いずれも容疑を認めているという。
捜査本部によると、堀内容疑者の親類の小俣容疑者は堀内容疑者から頼まれ、今月4日午後11時ごろ、殺人事件に関係する衣類などの処分を知人の女性会社員に指示した疑いがある。女性は5日午後6時ごろ、衣類などを自宅に隠した疑いがある。
堀口容疑者は1日朝、真岡市並木町2丁目の関口さん方で、関口さんの頭や腹に暴行を加えて殺害した疑いで5日に逮捕された。これまでの調べに、「関口さんともみ合いになったが、殺すつもりはなかった」と供述しているという。
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朝日新聞社会部