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秋に満開願って 鹿島の休耕田で住民ら苗植え

 福島民報社など被災3県の新聞社が取り組む「スマイルとうほくプロジェクト」のフラワーアートの制作が16日、南相馬市鹿島区上栃窪の休耕田で行われた。
 プロジェクトは福島民報社と宮城県の河北新報社、岩手県の岩手日報社が協力して展開、花王とニコンが特別協賛、サッポロビールが協賛している。昨年に続き2度目の南相馬会場での制作にはプロジェクトに賛同した上栃窪地区の住民や相馬農高、花王のスタッフら合わせて約150人が参加した。
 上栃窪地区の住民が育てたサルビアの苗で直径30メートルのスマイルマークを、相馬農高の生徒が育てたマリーゴールドの苗で直径20メートルのスマイルマークをそれぞれ並べ、家族をイメージ。参加者は満開の花を思い描きながら、笑顔いっぱいに楽しく苗植えをした。サルビアは9月初旬から11月末、マリーゴールドは7月初旬から10月末まで見頃となる。
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 上栃窪地区の住民は、都内で被災地情報を発信している渋谷公園通商店街振興組合にサルビアの苗約700株を贈った。苗は今月中に渋谷と世田谷の両区内に植えられ、被災地の元気を発信する。

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休耕田に植えられたフラワーアート
休耕田に植えられたフラワーアート

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