こんにちは、田村です。
盲腸だったり、サドルバッグ紛失だったり、
独立や自転車盗難事件など、最近は
お騒がせする事柄が多い本ブログです。
さて、午前中に、ある方からメールで
「ヤフオクで青いトーエイを落札した」と連絡を頂戴しました。
http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m109881850#iteminfo
しかし、これは盗まれていないのです!
この青いトーエイもガレージに置いていたのですが、
最初の3台(ケルビム、アンカー、キャノンデール)が
盗まれたことに気づいた後、室内へ移動させていたからです。
そして、盗まれたケルビム・ランブラーも出品されていました。
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d142511442
同じく、盗まれたアンカーXNC7も。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/168983050
ネオプリマートも出品。
これは盗まれてません。
キャノンデールCAAD8も出品されてました。
この二台のロードは盗まれていません。
すべて、オークションの取引は終了してます。
最初にこれらの出品写真を見た時は、
まさにガレージの壁面が背景ですし、
僕がブログに掲載した画像を転載し、
なりすまし出品してるのか……と、思いました。
しかし、「左頭」で自転車の真横写真を撮ることは、
僕をはじめサイクリストは滅多にしません。
メカなどがわかるように、「右頭」で
撮るのがセオリーです。
つまり、僕が撮った写真ではないのです。
すなわち、泥棒は事前に我が自宅を訪れ、
ガレージから自転車を引き出し、一台一台を撮影、
6月12日前後からオークションを開始し、
実際に盗む前には、すでにオークションを成立、
終了させているのです!
そして今日未明、あらためてガレージを襲い、
自転車を持ち去っていったのです。
なぜ、二度も現場をおとずれるリスクを冒すのか?
しかも、撮影状況でわかるように、
日中に来ているわけです。
さきほど、所轄の池袋警察署の刑事さんが
実況検分におとずれていたのですが、彼らいわく
「盗む前にオークションを成立させる」
「物を手元に置く期間を減らす」
算段ではないか、とのことでした。
だから、盗まれた自転車も、幸いにして難を逃れた自転車も
一緒くたにオークションに出ていたわけです。
家の前に来てのぞき込まないかぎり、
中が見えづらいガレージです。しかも、各自転車は
カバー類で被っていたため、よほどでないかぎり
存在がわからないと思ってました。
また、我が家は部外者があまりとおらない
裏道に立地しています。
しかし、毎週のように何台かは家の前に引き出し、
派手に水をかけて洗車してたりしてましたので、
不逞の輩に目をつけられていたのでしょう。
刑事さんは自宅周辺も検分していかれましたので、
輸送につかったであろうクルマの
情報も出てくるのかも知れません。
そして、出品者および落札者の情報が
ヤフオクから警察に開示されることによって、
事態になんらかの進展があるものと期待されます。
盗品と知らず落札した方が現にいるわけで、
こうしたオークションがらみの犯罪は、
二重の被害者を生んでしまうのですね。
今回の盗難事件に関しては、
本ブログへのコメント、ツイートへのコメント、
ミクシィへのコメントなどで、本当に多くの方から
励ましとアドバイスをいただきました。
この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。
盗難は悲しすぎる出来事ですが、
サイクリストのみなさんの温かい思いやりに
触れることができ、これまで以上に
仕事とサイクリングをがんばろうと思った次第です。
今後ともよろしくお願いいたします。