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〔金利マーケットアイ〕翌日物0.07%中心、レポGC0.10%近辺

2013年 06月 17日 11:28 JST
 
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[東京 17日 ロイター] -

〔金利マーケットアイ〕

<11:17> 翌日物0.07%中心、レポGC0.10%近辺

17日午前の短期金融市場では、無担保コール翌日物金利は0.07%中心での取引。主な取り手は地銀、証券など。その後はビッドが低下した。準備預金の新しい積み期がスタートしたが、当座預金残高が高水準で推移する中、資金ニーズは限られた。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは、前週末比較で横ばいの0.10%近辺となる見込み。

ユーロ円3カ月金利先物は閑散。中心限月2014年3月限は前営業日清算値比変わらずの99.750。

<11:05> 国債先物は反落、長期金利0.845%に上昇    国債先物は反落で午前の取引を終えた。14日の米債、ユーロ圏の債券相場ともに強含みとなった流れを引き継いで強含みでスタートした。ところが、日経平均株価がプラス圏に浮上すると、短期筋からの戻り売りが優勢となり、マイナス圏に沈んだ。現物債も先物主導で軟調。中期ゾーン以降の利回りが上昇し、長期ゾーンは先物との連動性を強め、銀行勢主体の益出しが観測されていた。序盤に堅調地合いにあった中期ゾーンもさえない。超長期ゾーンは、あすの20年利付国債入札を前に業者の持ち高調整が指摘されていた。イールドカーブは長期ゾーンで膨らむ形状。日銀オペに関しては想定していたとの声が多く、冷静に受け止められている。

国債先物中心限月9月限の前引けは、前営業日比17銭安の142円63銭。長期金利は同3bp高い0.845%に上昇。

<10:48> 中期ゾーン以降の利回りに上昇圧力、日銀オペは想定通りの声

現物債利回りに上昇圧力。中期ゾーン以降の利回りが上昇しており、10年最長期国債利回り(長期金利)は一時前営業日比4bp高い0.855%を付けた。市場では「日銀オペが入ったが、対象となった残存期間は想定通り、残存5年超10年以下を期待していた向きの売りということはないだろう。むしろ、日経平均株価が強含みで推移する中、長期金利で0.8%接近とともに益出しが継続している可能性が高い」(国内証券)との見方が出ていた。

<10:08> 超長期ゾーン弱含み、20年債入札控えた調整も

超長期ゾーンが弱含み。足元の20年143回債利回りは前営業日比1.5bp高い1.685%での取引。市場では「あす20年債入札を控えた業者の調整が見られる。前回入札で、利回り1.6%台では保険会社など主力投資家の需要が鈍かったため、1.7%近辺までの調整が進みそうだ」(外資系証券)との声が出ていた。今回債は前回債に比べて、償還が3カ月延びる。

30年39回債利回りは足元で前営業日比0.5bp高い1.800%で推移。  

<09:50> レポGCレート横ばい、ユーロ円金先は閑散      レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは、前週末比較で横ばいの0.10%近辺になる見込み。

 日銀は、朝方の定例調節で即日実施のオペを見送った。無担保コール翌日物金利は0.07%中心での取引。主な取り手は地銀、証券など。その後はビッドが低下している。準備預金の新しい積み期がスタートしたが、当座預金残高が過去最高規模に膨らんでいるため、資金ニーズは限られている。

ユーロ円3カ月金利先物は閑散。中心限月2014年3月限は前営業日清算値比変わらずの99.750で推移。

<09:35>  長期金利が上昇、銀行勢の益出し観測

長期金利が上昇。足元の10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比1bp高い0.825%での推移。市場では「日経平均株価がプラス圏に浮上する中、国債先物がマイナス圏に沈むと、長期ゾーンに銀行勢と思われる益出しが入ったもようだ。先物と長期ゾーンの連動性は一段と強まっている」(国内証券)との声が聞かれた。

足元の国債先物9月限は前営業日比5銭安の142円75銭近辺で推移。

<09:22> 国債先物の上値重い、日経平均の下落幅縮小で

国債先物の上値が重い。中心限月9月限は一時前営業日比18銭高の142円98銭まで買われたが、足元では上昇幅を縮小し、同2銭高の142円82銭近辺で推移している。市場では「外為市場でドル/円相場が94円台半ば、日経平均株価も想定以上に下げないため、上値を追いにくい展開となっている」(国内金融機関)との指摘が出ていた。

ロイターが実施した週次JGB調査(第100回)で、市場の強弱感を示すブルベア指数はプラス52(前週マイナス13)に急上昇した。18─19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で早期の量的緩和(QE)縮小観測が後退するとの見方から、相場はひとまず落ち着くとみているもよう。長期金利の予測中央値は前週末から1.5ベーシスポイント低い0.800%。回答者からは「FOMCで波乱が無ければ、0.7%までの低下余地がある」(投信・投資顧問)との声が出ていた。

<09:08> 5年債利回りが小幅低下、順調な入札経て買い安心感

5年112回債利回りが小幅低下。14日の入札が順調だったことに加え、「円債市場の地合いが強いことも買い安心感を呼んでいる。日銀オペへの期待もあり、銀行勢の買いが継続」(国内証券)との見方が出ていた。もっとも、一気に心理的な節目の0.3%割ることへの懐疑的な見方がある。市場では「先の日銀会合で、シグナルオペの期間延長が見送られていることが影響しそうだ」(同国内証券)との声が聞かれた。

足元の10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比変わらずの0.815%で推移。

<08:47> 国債先物は続伸でスタート、米債高の流れ引き継ぐ

国債先物は続伸でスタート。9月限の寄り付きは前営業日比15銭高の142円95銭。14日のLIFFE円債市場の先物9月限・清算値が143円ちょうどと東京大引け142円80銭を上回ったことや同日の米債、ユーロ圏の債券相場ともに強含みとなった流れを円債相場は引き継いだ。市場では「ダウの反落を材料視した日経平均株価の軟調地合いが想定できることも影響している。リスク回避の動き」(国内証券)との見方が出ていた。

<08:31> 翌日物0.07%中心、大手行0.065%ビッド

無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、証券など。大手行や信託は0.065%ビッド。市場では「準備預金の新しい積み期がスタートしたが、当座預金残高が過去最高規模に膨らんでいるため、資金ニーズは限られている」(国内金融機関)との声が聞かれた。

日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は74兆4000億円、準備預金残高は61兆2000億円程度となる見込み。

<07:17>  翌日物は0.07%中心か、当預残は74.4兆円見込み

無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引される見通し。準備預金の新しい積み期がスタートするが、当座預金残高は14日の過去最高(74兆4100億円)規模を維持する見込みで、金融機関の調達需要は限定的になるとみられている。市場では「0.07%付近から取引が始まる展開になるのではないか」(国内金融機関)という。

14日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比0.001%高い0.076%だった。

日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は14日に比べてほぼ横ばいの74兆4000億円程度になる見込み。

 
 
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