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国際
「最終決戦の時が来た」 休戦協定白紙化宣言の北朝鮮、軍事挑発示唆
2013.3.11 09:58
[北朝鮮]
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は11日、「まさに今日から朝鮮戦争休戦協定が完全に白紙化された」と宣言し、「鋼鉄の砲身と戦略ロケット(ミサイル)が発射の瞬間を待っている」と米韓を威嚇する記事を掲載した。米韓両軍は同日、定例の合同軍事演習を韓国で開始した。
3度目の核実験を強行した北朝鮮は、国連安全保障理事会の制裁強化決議や合同演習実施に強く反発。過去の南北不可侵に関する合意を破棄するとも宣言しており、労働新聞の記事は「最終決戦の時が来た」と強調。「今からこの地がどんな事態となるのか、誰も予測できなくなった」として、追加核実験など、さらなる軍事挑発の可能性も示唆した。
北朝鮮は休戦協定の平和協定への転換を外交上の最優先目標の一つとし、米国に応じるよう求めてきた。今回も緊張を最大限に高めて米国を交渉に引き込みたい考えとみられる。(共同)
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