2013.6.17 05:02(1/2ページ)

虎将「せめて前に」満塁で空振りK荒木に嘆き節

アピールできない若虎を嘆いた和田監督。ベンチでも表情は険しかった(撮影・中川春佳)

アピールできない若虎を嘆いた和田監督。ベンチでも表情は険しかった(撮影・中川春佳)【拡大】

 (セ・パ交流戦、楽天3-0阪神、最終戦、楽天4勝、16日、Kスタ宮城)今季10度目の完封負け。楽天先発のマー君に噛みつくスキがあっただけに、なおさら歯がゆい。二、八回と満塁機を作りながらも、あと1本が出ない。特に二回は無死からの先制機。3年目の荒木には荷が重かったか-。空振り三振に倒れた若虎に、和田監督も嘆き節だった。

 「う~ん…。そういう打線というか、そう簡単に打てる投手ではないからね。(荒木は)せめて前に飛ばせれば、よかったんだけど」

 ゴロでも1点が入る場面でボール気味のフォークに手が出た。田中とは同じ1988年生まれ。同級生に手玉に取られた荒木は「(落ちる球は)頭にあった。(田中に関しては)日本を代表する投手なんで、僕の口からどうこう言えない」と、下を向いた。

【続きを読む】