2013.6.17 05:03(2/2ページ)

虎・西岡17打席ぶりヒット!スランプ脱出手応え

打球を見ながら二塁へと激走する西岡

打球を見ながら二塁へと激走する西岡【拡大】

 “スランプ”を脱したとも言える一打。指名打者(DH)としての出場では、今季5試合、22打席目にしてやっと出た1本だ。ただ、チームは今季10度目の完封負け。「チームとして考えれば、満塁のときに出ていれば」と反省もした。0ー0で迎えた二回二死満塁の好機だ。痛烈なライナーを放つも、打球は遊撃手・松井の正面へ。あと少し、どちらかにずれていたら…という当たりだった。「アウトはアウトやから」。ヒットなら違った展開になっていただけに歯がゆい思いだった。

 「交流戦は(12勝11敗1分けで)勝ち越したわけですから。チームとしてはいい終わりの形。最後は3連敗ですけど、なんとか、うまく乗り越えた。ただ、個人的には苦しんだ交流戦でした」

 交流戦は97打数19安打、3打点、打率・196。3年前までロッテでプレーし、パ・リーグをよく知る男としては納得のいく数字ではなかった。ただ、慣れない虎での蓄積疲労、痛めている左足の影響もある。だからこそ、体を万全に治して、必ず復調をしてくれるはずだ。

 リーグ再開は、21日のDeNA戦(長野)だ。それまでの4日間、万全ではない左足のケアに専念し、もう1度、バットでチームをけん引する。 (西垣戸 理大)

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(紙面から)