「蒸しますね~」 「暑いですね~」が合言葉に。夏です、いよいよ。
出来るならば、Tシャツで過ごしたいが、仕事となるとそうもいかない・・・
サマーツイード。
英国の老舗「Linton」社のそれは、軽くてしなやか。
何より柄と色が素晴らしい。
リントン社は、数あるツイードメーカーの中でも、
「シャネルツイード」で知られるイギリスの老舗ファンシーツイード メーカー。
紆余曲折あった社歴も、昨年無事100周年を迎えた。
(因みにハリスツイードは、一昨年100周年)
これは、アングローバルショップ別注のノーカラージャケット。六分丈。
デザインがシャネルっぽい(笑)が、このファンシーツイードには、
やはりこの手のデザインが、しっくり馴染む。
はっきりとしたエメラルドグリーンに、ピンクやアクアブルーを織り交ぜるなど、
ともすると下品になる可能性が大。しかし、そこはリントンツイード。上品な風合いです。
このジャケットはとても合わせやすく、
大好きなデニムスタイル、とくに綺麗目なデニムコーディネートに一役買っている。
柄合わせもばっちり。
こういう細かい拘りが、全体の雰囲気と品に影響を与えるので要チェック!!
先日は、このような軽いコーディネート。
シルクコットン黒のキャミソール。
デニムは、季節的にライトウォッシュ(J BRAND)をチョイス。
フラットシューズは、ねずみ顔のワンストラップ(Jeffrey Campbell)でお遊び心をプラス。
かなり昔のシャネル マトラッセショルダー。90年代もの。
母からのお下がりを、今だに現役で使っています。(笑)
ここ数シーズン注目のフリンジ付きで、かなり活躍!! 斜め掛けしても様になります。
古いシャネルは、シャネルでいい味があると思います。
全部・・・90年代頃のもの。
赤は、元気色。 ネイビーは、形がユニーク。
ちなみにこちらは、12年前のコレクションのジャケット。
ピンクやボルドーで、好きな色だらけ
シャネルは、ジャケットで購入できるものはジャケットだけで。
スーツであってもセットアップで着ることは、まずない。
そして、このようにキュートなカラーのジャケットだと、
ついついヴィフやローズ系のバーキンなんぞを合わせてしまいそうですが・・・
私の中で、それは ”Ça va pas ! ”でありまする。
イケてないの~(笑)
自分なりの気持ちの良いルールとして、これは譲れないことの一つ。
よく、街中でお見かけするけれども・・・
グランメゾン同士、パワーブランドミックを熟すには、
相当の熟練と本人にパワーがいる。
いつかそのように成りたいけれど、かなり先になりそう。
一生無理だったりして~(笑) まっ、それも市井人としては、いいかな。
このジャケットには、最近のミニマトラッセ ボルドーカラーを。
秋になったら、このアイテム達が大活躍。
話戻って・・・
若い方向けのイメージが強い、ジェフリーキャンベルですが、
探すと、外しに使える”面白い”デザインもちらほら。
リングなどは、きちんとしたファインジュエリーを合わせて。
パワーブランドを、6~7割くらいの気合で身に着けるのが、
今の私にはちょうど良い。
頭の先から爪先まで、決めすぎると・・・ちょっとまだ、窮屈。
さり気ない”こなれた感”が、欲しい。
”こなれた感”は、大人の女性にこそ相応しい枕詞だと思う。
あれこれと、試したきたお洒落の歴史があるから
分かる、作ることができる、醸し出すことができる”こなれた感”。
今の”こなれた感”を大事にしていきたいです・・・