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【大リーグ】

上原が1イニングを三者連続空振り三振 直球とフォークだけで手玉

2013年6月17日 紙面から

◇レッドソックス5−4オリオールズ

 上原浩治投手(38)が15日、圧巻の投球を見せた。敵地ボルティモアでのオリオールズ戦で5−2の8回に2番手で登板し、1イニングを3者連続三振。結果、1点差の辛勝に大きく貢献し、時事電によると、「フォークと直球を同じフォーム(腕の振り)で投げれば、空振りも取れる。それがうまくいっている」と充実感を漂わせた。

 1番マクロースから始まる上位打線が相手。だが、最速145キロの直球とフォークボールだけでなで切りにしていく。“最後の打者”マーカーキスには「フォークを待っていると思ったので、真っすぐでカウントを取った」とクレバーさも見せて、全く的を絞らせなかった。

 テンポ良く、ポンポンと投げ、ベンチに引き揚げると、同僚をこん身のハイタッチで鼓舞する。攻撃にも好影響を与えるベテラン右腕への評価は高まるばかりだ。

 

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