ハードコア・グロ画像
〜パート2〜
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・・・ここでは、主に「ミイラ」を紹介します。
「グロ度」はかなりのレベルですので、くれぐれも
心臓の弱い方や、グロが大嫌いな方は、
すぐに違うコーナーに移って下さいネ!
では、どうぞ。
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・・・イタリア、シチリア島のカタコンベにある
修道服をまとうミイラです。
・・・残念ながら、いつの時代の方かは、
分かりません・・・。
・・・きっと「船乗り」だったんでしょうね。
1848年に亡くなった方です。
・・・「キャプテン・クック」のようなスタイル
ですね・・・。
・・・上の遺体の安置状況です。
「じいさんや!」
「何だい、ばあさんや!」
・・・なんて会話をしてるのかな・・・?
「頭部」は、ミイラではなく、すでに「しゃれこうべ」ですね・・・。
・・・壮観・・・って言ったら、「バチアタリ」かな・・・。
・・・よく、ここまで集めたものですね。
たまーに、崩れて落ちてこないか、心配です・・・。
これは、違う通路のミイラたち。
・・・声なき声が、この通路内に満ち溢れています。
夜間は、絶対に来られないと思います・・・。
イタリアはナポリの「サンセベロ宮殿」にある、
「水銀ミイラ」です。
この宮殿には、全身の隅々にまで、くまなく走る
血管と、そのすき間からのぞかせる内臓が残されています。
・・・そして、「眼球」までもが見事に残り、
怪しい光を放っています・・・。
この「ミイラ」を作ったのは、約200年前に宮殿に
住んでいた、「ドン・レイモンド王子」だと
言われています。
王子は、教養あふれる芸術家肌の天才で、
哲学者であると同時に、「魔術」を勉強して
数々の実験を行い、「錬金術」にも精通して
いたといいます。
・・・王子がこのミイラをどのようにして作ったか
という謎には、いくつかの仮説が立てられています。
まず一つは、王子が友人の医師から男女の死体
を買い取り、まだ死体が暖かいうちに、
血管に、ある種の「防腐剤」を注射したというものです。
・・・もう一つは、死体ではなく、まだ生きて元気な人間に
「水銀」を注射した、という恐ろしいものであります。
生きているうちに大量の水銀を血管に注射すると
このような状態にすることが可能で、
王子はそれを「悪魔」から教わった、
という伝説が残っています・・・。
・・・このミイラは、作者がはっきりしています。
「オノーレ・フラゴナール」。
そう。あの同名の、18世紀の有名な画家、
「フラゴナール」のいとこにあたり、
彼と同様、1732年、フランスのグラッスに生まれた
科学者です。
外科医で解剖学者だった彼は、ロココやフローレンス派
とは縁遠いのですが、
彼の芸術的才能が花開いたのは、病院の「解剖室」
の中でありました。
彼は、解剖の授業用に保存してあった幾多の死体に注射をし、
彩色をし、それらの死体を、まるで芸術的な「オブジェ」のように
作り変えていったのであります。
その中には、少女のミイラや、馬(これもミイラ)に乗った少年
のようなものさえありました。
・・・今日では考えられないことですが、
フラゴナールの作り出したこれらのミイラは、
芸術好きの金持ちに解剖室から持ち出され、
「画廊」や特別の「陳列棚」に並べられ、
鑑賞された、といいます・・・。
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