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カラーの調整


 
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  • 色域外カラーのプリント可能カラーへの変換
  • カラーの Web セーフカラーへの変換
  • ブレンドカラー
  • カラーの反転色または補色への変更
  • カラーの濃度の変更
  • 複数のカラーの反転
  • カラーのカラーバランスの調整
  • ドキュメントのカラーモードの変更
  • Lab 値を使用した特色の表示と出力
  • カラーとグレースケールの相互変換
  • 複数カラーの彩度の調整
  • 重なり合うカラーの混合
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    色域外カラーのプリント可能カラーへの変換

    RGB および HSB カラーモデルの一部のカラー(蛍光カラーなど)は、対応するカラーが CMYK モデルにない場合、プリントできないことがあります。色域外カラーを選択した場合は、警告の三角形マーク がカラーパネルまたはカラーピッカーに表示されます。

     この三角形マークをクリックすると、選択したカラーがそれに最も近い CMYK カラーに変換されます(このカラーは三角形マークの隣にある小さいボックスに表示されます)。

    関連項目

    カラースペースと色域

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    カラーの Web セーフカラーへの変換

    Web セーフカラーは全部で 216 色あり、プラットフォームに関係なくすべてのブラウザーで表示されます。Web セーフでないカラーを選択した場合は、警告の立方体マーク がカラーパネル、カラーピッカーまたはカラーを編集 / オブジェクトを再配色ダイアログボックスに表示されます。

     この立方体マークをクリックすると、選択したカラーがそれに最も近い Web セーフカラーに変換されます(このカラーは立方体マークの隣にある小さいボックスに表示されます)。

    関連項目

    Web グラフィックについて

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    ブレンドカラー

    各種ブレンドコマンドを使用して、塗りが適用された 3 つ以上のオブジェクトのグループから、オブジェクトの方向(垂直または水平)や重なり順に基づいて、一連の中間カラーを作成できます。ブレンドを適用しても、線やペイントされていないオブジェクトには影響ありません。

    1. 塗りが適用されたオブジェクトを 3 つ以上選択します。

    2. 次のいずれかの操作を行います。

      • 塗りが適用された最前面のオブジェクトと最背面のオブジェクトのカラーをブレンドして、中間オブジェクトに徐々に変わるカラーを適用するには、編集/カラーを編集/前後にブレンドを選択します。

      • 塗りが適用された一番左側のオブジェクトと一番右側のオブジェクトのカラーをブレンドして、中間オブジェクトに徐々に変わるカラーを適用するには、編集/カラーを編集/左右にブレンドを選択します。

      • 塗りが適用された一番上側のオブジェクトと一番下側のオブジェクトのカラーをブレンドして、中間オブジェクトに徐々に変わるカラーを適用するには、編集/カラーを編集/上下にブレンドを選択します。

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    カラーの反転色または補色への変更

    1. 変更するカラーを選択します。

    2. カラーパネルのパネルメニューでオプションを選択します。

      反転
      カラーの各構成要素をカラースケール上の反対側の値に変更します。例えば、RGB カラーの R の値が 100 の場合に反転コマンドを実行すると、R の値は 155 に変更されます(255 - 100 = 155)。

      補色
      カラーの各構成要素を、選択したカラーの最大の RGB 値と最小の RGB 値の合計を元にして、新しい値に変更します。現在のカラーの RGB 値のうち最大と最小の値が合計され、その値から各構成要素の値を引いて、新しい RGB 値が生成されます。例えば、RGB 値がレッド 102、グリーン 153、ブルー 51 であるカラーを選択したとします。この場合、まず最大値である 153 と最小値である 51 を合計して 204 という値が算出されます。この値から既存のカラーの RGB 値がそれぞれ差し引かれます。つまり、新しいレッドの値は 204 - 102(現在のレッドの値)= 102、グリーンの値は 204 - 153(現在のグリーンの値)= 51、ブルーの値は 204 - 51(現在のブルーの値)= 153 となり、新しい補色の RGB 値が生成されます。

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    カラーの濃度の変更

    1. スウォッチパネルでグローバルプロセスカラーまたは特色を選択します。あるいは、グローバルプロセスカラーまたは特色を適用したオブジェクトを選択します。

    2. カラーパネルで、濃度スライダー(T)をドラッグするかテキストボックスに値を入力して、カラーの濃度を変更します。濃度の値は 0 ~ 100 %の範囲で指定できます。数値が小さいほどカラーが明るくなります。

      濃度スライダーが表示されていない場合は、選択しているカラーがグローバルプロセスカラーまたは特色であるか確認し、そうでない場合は選択し直します。それでも濃度スライダーが表示されていない場合は、カラーパネルメニューの「オプションを表示」を選択します。
    3. 濃度をスウォッチとして保存するには、スウォッチパネルにカラーをドラッグするか、スウォッチパネルの新規スウォッチボタンをクリックします。濃度は、元のカラー名にパーセント値を付けた名前で保存されます。例えば、「スカイブルー」という名前のカラーを濃度 50 %にして保存すると、新しいスウォッチ名は「スカイブルー 50 %」になります。

    関連項目

    特色とプロセスカラーについて

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    複数のカラーの反転

    1. 反転するカラーを含むオブジェクトを選択します。

    2. 編集/カラーを編集/カラー反転を選択します。

      カラーパネルを使用して、個々のカラーを反転することができます。
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    カラーのカラーバランスの調整

    1. カラーを調整するオブジェクトを選択します。

    2. 編集/カラーを編集/カラーバランス調整を選択します。

    3. 塗りと線のオプションを設定します。

    4. カラー値を調整して、「OK」をクリックします。

      • グローバルプロセスカラーまたは特色を選択した場合は、濃度スライダーを使用してカラーの濃度を調整します。選択した非グローバルプロセスカラーは影響を受けません。

      • CMYK カラーモードで非グローバルプロセスカラーを選択した場合は、スライダーを使用してシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの割合を調整します。

      • RGB カラーモードで非グローバルプロセスカラーを選択した場合は、スライダーを使用してレッド、グリーン、ブルーの割合を調整します。

      • 選択したカラーをグレースケールに変換する場合は、カラーモードリストで「グレースケール」を選択して「変換」オプションを選択します。次にスライダーを使用してブラックの割合を調整します。

      • 選択したグローバルプロセスカラーまたは特色を非グローバルプロセスカラーに変換する場合は、ドキュメントのカラーモードに応じてカラーモードリストで「CMYK」または「RGB」を選択し、「変換」オプションを選択します。次にスライダーを使用してカラーを調整します。

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    ドキュメントのカラーモードの変更

     ファイル/ドキュメントのカラーモード/CMYK カラーまたは RGB カラーを選択します。

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    Lab 値を使用した特色の表示と出力

    TOYO、PANTONE、DIC、HKS ライブラリのカラーなど、組み込みの特色には Lab 値を使用して定義されたものがあります。Illustrator の以前のバージョンとの下位互換のために、このようなライブラリのカラーには CMYK 定義も含まれています。Illustrator でこれらの特色を表示、書き出しおよびプリントするときに Lab 値か CMYK 値のどちらを使用するかはスウォッチパネルで設定できます。

    Lab 値は、正しいデバイスプロファイルと組み合わせて使用すると、すべてのデバイスで最も正確な出力を得ることができます。カラーマネジメントが非常に重要な場合は、Lab 値を使用して表示、書き出し、プリントを行うことをお勧めします。

    注意: 「オーバープリントプレビュー」がオンになっている場合は、画面上での正確性を高めるために、自動的に Lab 値が使用されます。また、プリントダイアログボックスの詳細設定パネルで「オーバープリント」オプションの「シミュレート」を選択している場合も、プリント時に Lab 値が使用されます。
    1. スウォッチパネルニューの「特色」を選択します。

    2. 次のいずれかの操作を行います。

      • 最も正確なカラー表示と出力が必要な場合は、「指定されたブックの Lab 値を使用」を選択します。

      • 特色を Illustrator の以前のバージョンと一致させる場合は、「プロセスブックの CMYK 値を使用」を選択します。

    関連項目

    Lab

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    カラーとグレースケールの相互変換

      カラーのグレースケールへの変換

      1. 変換するカラーを含むオブジェクトを選択します。

      2. 編集/カラーを編集/グレースケールに変換を選択します。

        編集/カラーを編集/カラー調整コマンドを使用してオブジェクトをグレースケールに変換し、同時にモノクロ階調数を調整します。

      関連項目

      グレースケール

      グレースケール画像の RGB または CMYK への変換

      1. グレースケール画像を選択します。

      2. ドキュメントのカラーモードに応じて、編集/カラーを編集/CMYK に変換または RGB に変換を選択します。

      グレースケール画像または 1 ビット画像の彩色

      1. モノクロオブジェクトを選択します。

      2. ツールパネルまたはカラーパネルで塗りカラーが選択されていることを確認します。

      3. カラーパネルを使用して、ブラック、ホワイト、プロセスカラーまたは特色を画像に適用します。

        注意: グレースケール画像がアルファチャンネルを含む場合、プロセスカラーで画像を彩色することはできません。代わりに特色を選択します。
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      複数カラーの彩度の調整

      1. カラーを調整するオブジェクトを選択します。

      2. 編集/カラーを編集/彩度調整を選択します。

      3. カラーまたは特色の濃度を増減するパーセント値を、-100 ~ 100 %の範囲で入力します。

      関連項目

      HSB

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      重なり合うカラーの混合

      描画モード、濃い混色効果または薄い混色効果を使用して、重なり合うカラーを混合することができます。

      描画モード
      重なり合うカラーを調整するためのオプションが数多く用意されています。特色、パターン、グラデーション、テキスト、その他の複雑な要素を含むオブジェクトでは、「濃い混色」および「薄い混色」ではなく描画モードを使用してください。

      濃い混色効果
      カラーの各構成要素の最大値でカラーが混合されます。例えば、カラー 1 がシアン 20 %、マゼンタ 66 %、イエロー 40 %およびブラック 0 %で構成され、カラー 2 がシアン 40 %、マゼンタ 20 %、イエロー 30 %およびブラック 10 %で構成されている場合、濃い混色コマンドを使用して混合すると、シアン 40 %、マゼンタ 66 %、イエロー 40 %およびブラック 10 %の濃い混色が作成されます。

      薄い混色効果
      重なり合うオブジェクトの背面のカラーが透けて表示され、重なり合う部分ごとに画像が分割されます。重なり合うカラーの表示レベルは、パーセント値で指定します。

      描画モードは個々のオブジェクトに適用できますが、濃い混色効果と薄い混色効果はグループまたはレイヤー全体に適用する必要があります。描画モードはオブジェクトの塗りと線の両方に影響しますが、濃い混色効果と薄い混色効果を適用するとオブジェクトの線は削除されます。

      注意: プロセスカラーと特色が混在するオブジェクトに「濃い混色」または「薄い混色」を適用すると、カラーは CMYK に変換されます。RGB モードで非グローバルプロセスカラーと特色を混合すると、特色はすべて RGB の非グローバルプロセスカラーに変換されます。

      関連項目

      パスファインダー効果の適用

      描画モードについて

      アピアランス属性の項目のターゲット設定

      濃い混色効果を使用したカラーの混合

      1. グループまたはレイヤーを指定します。

      2. 効果/パスファインダー/濃い混色を選択します.

      薄い混色効果を使用したカラーの混合

      1. グループまたはレイヤーを指定します。

      2. 効果/パスファインダー/薄い混色を選択します。

      3. 「混合率」テキストボックスに、重なり合うカラーに適用する表示レベルを 1 ~ 100 %の範囲で入力して、「OK」をクリックします。

      関連項目

      カラーについて

      カラーの選択

      スウォッチの使用と作成

      カラーグループ(カラーハーモニー)

      法律上の注意   |   プライバシーポリシー