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政治
【猪瀬直樹知事会見詳報】安倍首相らと五輪招致の“作戦会議”を開催 トルコについて「他都市は触れないの」
--五輪招致について、スイスでは、先日のロシアでのプレゼンテーションに、プラスアルファの要素が必要とお考えか
「おっしゃるとおりです。それを踏まえて何をどうするかということをいま考えているということですね。つまり、ロシア、特に反省点はないが、そのサンクトペテルブルクのプレゼンテーションを踏まえた上でどう展開するか、これを考えている」
--地下鉄改革でサービスの向上を言われているが
「地下鉄の一元化を展望しながら、さまざまなサービスを実現していかなければいけない。バリアフリー化というものはまず大事ですね」
--混雑率の解消についてはどう考えているのか
「地下鉄はですね、『地下鉄は誰のものか』という本を出していますので、そこで説明したんですが、1日860万人の利用者がいる。混雑率は、例えば東西線なんか、200%のところがあるわけです。なぜ混雑率というものが高いかをよく考えてみると地下鉄一元化が必要なのではないかと、こういうふうに論理展開ができるんです。なぜならば、乗り換えをショートカットで乗り換えすると、乗り換え料が取られる。改札を登ったり降りたりしなければいけない。ひとつの一元化された世界があれば、近道をするんです、普通は。ところが、結局乗り換えたりする手間とか、お金取られるとか、そういうことを含めると、大回りしても、同じ路線の方が得だと思ってしまう。そうすると全体に乗車率が高くなるんです。ですから、ショートカットの経路を取れるようなサービス、これは一元化が前提になるが、そういうサービスが可能となれば、ひとつの線であれば、混雑率が下がるはずなんです。みんな無理して大回りしていると、その分だけ余計乗っているということになるんですね。そういう考え方で説明するとお分かりになるかなというふうに思います」
--都議選の争点が見えづらいが、どうお考えか
「あなたはどう思うの。どう思うか言ってから質問してくださいよ」
--東京の課題について、もう少し議論すべきかと思うが
「東京の課題について、議会でさまざまな僕自身なりの施政方針を発表し、そして議会からさまざまな質問があり、そして議会の方々もいろんな意見を述べ、それはやっぱりメディアが伝えていただいたと思いますよ。ですから、選挙の時だけ急に、政策がどうのということじゃないと思いますね」
--投票率が低くなるという見方もあるが
「それは分かりません」
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