小説

◆読者にうける最大公約数　エロ、官能、恋愛、

再びストーリーの話です。

世界一の大ヒット本は、聖書もしくはハーレクインロマンスだと言われているらしい。

もちろん、私に宗教書（聖書）なんて書けるわけがないし、特定の宗教を信じる予定も今のところないので、聖書はとりあえず除外。

しかし、もし書けるものなら、ロマンス小説かＢＬ小説、官能小説の類はぜひ書いてみたい。

村上春樹ファンとして良い意味で言うのだが、やはり彼の小説の最大のウリは性描写だと思う。

最も人心を惹きつける要素をはずさず、なおかつその描写に長けているからこそ、村上春樹は世界的な小説家になれたのだろう。

とにかく、恋愛とかエロというのは、入れないよりは入れたほうが読者が楽しんでくれること間違いなしの要素だし、書けるものなら私もそういった小説を書きたい。

個人的には、ロマンス小説の一番のうりは女心の移り変わりの繊細な描写だと思っているが、私には皆無の感性なので、ロマンス小説を書くという路線は早くも断念。

ＢＬの一番のうりが何かまだ実感できていないけど、こちらは書ける可能性はゼロではない気がしている。

私がＢＬを書けるかどうかという問題は別にして、今やＢＬは日本のお家芸（？）になりつつあって非常に興味深い。

ジャパニーズ・アニメじゃないけど、世界に売って出られるだけの下地は既にある気がする。

（「やんでれ」も「総受け」も、いまひとつ意味が曖昧な私が言うのもなんですが）

そのうち海外で爆発的ヒット・ジャンルとなるかもしれないと実は期待している。

アニメ『ドラゴンボール』が世界中で流行り、全く日本語をしゃべれない外国人が「カ・メ・ハ・メ・ハァーッ！」とか言ってる姿をテレビでやっていたけど、いつの日かアメリカ人とかが「ショタ・イズ・ベスト」とか「アイ・ライク・ツンデレ・ベリー・マッチ」とか言う日が来るのかな・・・なんてことを考えてしまいました。