- [PR]
政治
【猪瀬直樹知事会見詳報】安倍首相らと五輪招致の“作戦会議”を開催 トルコについて「他都市は触れないの」
東京都の猪瀬直樹知事は14日の定例会見で、安倍晋三首相や下村博文文科相と「2020年五輪招致の作戦会議」をしたと話し、「2人が強い決意で臨んでいただけることを確認できた」と明かした。猪瀬知事は、9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会に安倍首相の出席を求めているが、同じころ、ロシアでG20が開催される。猪瀬知事は「(安倍首相は)ロシアからブエノスアイレスに飛ばなきゃいけない。遠いが、間に合うようにやろう、という話はした」と述べた。
また、14日に告示された東京都議選への対応について、「応援演説は基本的にやりません。各候補の方で、知事選の時に応援してくれた方々に対して、写真の使用は認めております」と一定の距離を置く考えを改めて表明した。会見の詳報は以下の通り。
【冒頭発言】
「昨夜、夜7時半から9時過ぎまで、安倍晋三総理および、下村博文文部科学大臣、そして都知事である僕と3人で、(開催都市が決まる)9月7日のブエノスアイレスに向けて、東京2020年オリンピック・パラリンピック招致の作戦会議を行いました。そして、安倍首相、下村文科大臣、極めて強い決意で臨んでいただけるということも確認できました」
「さて、その2020年オリンピック・パラリンピック東京招致のため、まず大きなステップは7月3日のスイス・ローザンヌにおけるテクニカル・ブリーフィングです。IOC(国際オリンピック委員会)主催のこのテクニカル・ブリーフィングに出席するということは、非常に重要な出来事、プロセスであります。テクニカル・ブリーフィングは、立候補都市がIOC委員に対し、開催計画の詳細についてプレゼンテーションを行う極めて重要な場で、9月7日のIOC総会前に、100人の委員全員に東京の計画の優位性などを直接説明できる唯一の機会であります。各立候補都市には、プレゼンテーション45分、質疑45分、合計90分。さらに記者会見20分の時間が与えられております。こうした場において、東京の安全性、世界最高水準の輸送システム、強固な財政力など、大会実現能力の高さを最大限アピールしたいと思っています」
「また、展示ブースでは、東京ならではのおもてなし空間を創出するとともに、開催計画の素晴らしさや、東京の都市の魅力をIOC委員にリアルに体感してもらいたいという思いであります。また現地では、できる限り多くのIOC委員にお会いし、東京の魅力を直接アピールするとともに、東京がIOCのベストパートナーであることを訴えかけたい。テクニカル・ブリーフィングにおいて、東京の都市力、計画の優位性について、しっかり説明することで、招致活動を一気に加速し、IOC総会での勝利につなげていきたいと思っております」
関連トピックス
関連ニュース
- [PR]
- [PR]