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長い会話文

◆長い会話文

引き続き、会話文について。

会話文が長々と続く場合、改行することがある。

その場合、今まで私が読んできた紙媒体の本の場合、以下のような書き方を多かったように思う。

A子は、言った。
「ああああああああああああああああああ。
「いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。
「ううううううううううううううう。
「ええええええええええええええええええええええええええええええ」

ひとりの話者の会話が終わるまで、かぎ括弧は閉じないパターンだ。

でも、ネット小説では話者が同じなのに一行ごとにかぎ括弧を閉じているケースをよく見かける。

A子は、言った。
「ああああああああああああああああああ。」
「いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。」
「ううううううううううううううう。」
「ええええええええええええええええええええええええええええええ。」

ちなみに、こういう表記をする書き手は、かぎ括弧を閉じる前に句点を打つタイプが多いので、やはり新しい表記法なんだろうと思う。

もちろん絶対的な正しい書き方なんてものは小説にはないけど、個人的な意見としては、長い会話文で行ごとにかぎ括弧を閉じられると、強烈な違和感をおぼえる。

紙媒体の本で、もし内容がメチャクチャ面白い本だったら、ホワイトで行の最後のかぎ括弧を消してから読みそうなほどダメかも。。。

更新日:2013-03-22 09:42:31