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句読点の打ち方

◆句読点の打ち方

たぶん、句読点の打ち方に絶対的なルールはない(はず)。

ある程度、書き手の個性が出る部分だと思う。

けど、ついつい自信がなくなることもある。

村上春樹の小説を読んでいると接続詞(「しかし」とか)のあとに読点は打たれていない。

「しかし僕は、・・・」みたいな感じになっていたはず。

でも、私は接続詞のあとには、たいてい読点(「、」)を打ってしまう。

つまり、「しかし、僕は・・・」のタイプ。

もし「接続詞のうしろに、読点を打つのは間違い!」だったら、どうしよう…と思いながら、打ち続けてます。

また、拙作の

『京都生まれの…』

シリーズ(ってほどでもないけど)では、会話部分に京都弁を使ったが、京都弁を使うと会話部分にどうしても読点が多くなってしまい、けっこう鬱陶しい。

でも、読点が少ないと、他府県の人には意味不明な文になってしまうと思う。

意味の切れ目を示すためには、読点のほかに空白を入れる「わかち書き」もあるけど、それもなんかなぁ…。

私の中で「わかち書き」は、小学校一年生か二年生以下の人のための読み物にしか使えない書き方。

外国人向けの日本語教材なんかでも使われていたような記憶があるけど、しかし…。

読点、空白以外に、意味の切れ目を示す方法は、ないのか?

漢字と平仮名で際立たせるというのも悪くないけど、そうすると文章自体が制約を受けてしまい、(私の文章力では)伝えたいことが上手く伝わらなくなりそうで恐い。

句点(。)は比較的簡単で、「使い方を間違えることは(まず)ない!」と思ってたけど、最近ネット小説のなかに句点がまったくないものを発見してしまった。

時代は、変わったのか?

もしかして、百年後には日本語から句点は消滅してたりして。。。

ま、その頃には私は死んでるだろうけど。

更新日:2013-06-09 07:40:00