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表記の揺れについて

◆表記の揺れについて

ひとつの作品のなかでの表記が揺れて統一されていないことは、良くないとされている。

「棚の上」という書き方に決めたあと「机のうえ」と書けば表記の揺れになってしまい、MSワードにも怒られる。

ただ、表記の揺れには「漢字の読み方を作品の中で読者に示せる!という利点があるのも確か。

いちいち読者に辞書をひいてもらうのも申し訳ないし、作品中で表記を揺らすことで読み方を示せるなら、悪いことではないのかも?と思ったりもする。

ただし、私の個人的なルールでは、「等」の場合、「とう」と読んでほしい場合には漢字で、「など」のほうが合う時には平仮名で書くようにしているので、必ずしも表記に揺れをもたらすことが読み方を示すことにはならない。

「間」も「あいだ」と読んで欲しい時はできるだけ平仮名で、「ま」や「かん」の時は漢字で書くようにしているが、そうなると表記の揺れは漢字の音ではなく意味の違いを表すことになってしまう。

「方」も、「あっちのほうでは」と方角なんかを示す時は平仮名で、「キレイな方」と人を表す場合は漢字で書くようにしてるけど、私が自分勝手に決めたルールなんで、読み手に気付いてもらえるかどうかは疑問。

「二字熟語や四字熟語の表記だけを揺らし、1字だけの場合や訓読みの漢字の表記は統一する」という手もあるけど、表記が揺れる書き手って、やっぱりおバカに見られる・・・かも。

自分の利益(見栄?)をとるか、(年少だったり、障害があったりする)読者の利益を優先するか、それが問題。。。

更新日:2013-06-08 16:47:21