「嘘」
「この前、安藤くんココで見かけたよ〜。」よくあること。知っているひとにバッタリ会ったりも。ローカルに生きていると色々なところで見られているし、こちらも逆に見ている。誰も見ていないと思っていても、見られている。 それが面白さであり、ときに怖さにもなる。(ビクビクして生きているわけではない)よくもわるくも。行ったことは全て巡り巡って自分に返ってくる。＊ ＊ ＊ 見られているのは会社の中だけではない。社会の中に生きる限り、見られている。実名だろうか匿名だろうが。webであろうが現実であろうが。発言、行いは自分に跳ね返る。 嘘や誤魔化しは必ずバレる。伝わる。「嘘は突き通せば嘘じゃない」聞いたことがある。僕はそうは思わない。必ずどこかで漏れだすもの。人は行ったときの「リスク」と得られる「満足」を天秤にかけて行動する。無意識のうちに。例えばマンションの５階から地上へ降りるのに、窓から飛び降りる人は居ない。 短縮できる時間(満足)よりも、死のリスクの方が圧倒的に大きいからだ。しかしその天秤は時に狂う。自分に甘く傾く。「大丈夫だろう。バレないだろう。」と。そうして痛い目を見る。失ってから自分の誤ちを嘆く。 無くしてその大切さに気づく。嘘には必ず跡が残る。「タバコはもう止めたよ」と言いながら吸い続ける。バレてしまう。嘘は突き通せるものではない。誰も見ていないくても、何かが見ている。少なくとも、自分が見ている。分かっていても、己に甘いのが人間。だから意識する必要がある。消せない過去。僕にもある。決して偉そうなことは言えない。＊ ＊ ＊人は嘘なく生きることはできないのだろうか。例えば家族が余命一ヶ月だと告げられたとする。それを本人に伝えられるだろうか。伝えなかったとして、それは嘘になるのだろうか。席を譲るときの「次で降りますので」は嘘だろうか。答えが出ない。ただ。穏やかでありたい。
ツイート
!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0];if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src="//platform.twitter.com/widgets.js";fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,"script","twitter-wjs");
(function(d, s, id) {
var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];
if (d.getElementById(id)) return;
js = d.createElement(s); js.id = id;
js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/all.js#xfbml=1&appId=375086922582287";
fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);
}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));