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政治
【東京都議選2013】ネット選挙「フライング」横行懸念 専門家「グレーゾーン出てくる」
ネットを使った選挙活動が解禁される夏の参院選。その“前哨戦”とも位置づけられる東京都議会議員選挙(14日告示、23日投開票、定数127)が迫り、都議選でも可能な範囲でのネット活用を模索する動きが出ている。都選挙管理委員会は「フライング」行為の横行を懸念、専門家は「(違反すれすれの)グレーゾーンでの活用は出てくる」と指摘する。
みんなの党は5月、都議選の立候補予定者を対象にしたネット選挙に関する講習会を開いた。ツイッターやフェイスブックなどの活用方法が主な内容で、その指示は具体的だ。
「区役所をフォローしている人は区政や都政を見ようとしている人。そうした人にフォローするのは効果的」「『自分の子供が誕生日』といった話題はどんどん載せてください。親近感が湧きますので」
ネット上で、どういう利用者と交流を持つべきか、どのような書き込みをするとよいか-などを紹介。ツイッターのフォロワー1千人、フェイスブックの友人500人を目標に課した。
日本維新の会も立候補予定者が各自でネットを活用しており、「可能な範囲内でうまく使えば地盤が弱いという弱点を補える」とメリットを説明する。
自民では早坂義弘都議(44)=杉並区=が、ほぼブログのみだったホームページ(HP)を一新。動画配信を始めるなどし、ネットをフル活用した情報発信をしている。担当の男性秘書は「解禁によりネットが注目されることを意識した。若い人に良いイメージを持ってもらえたら」と新たな支持層獲得を狙う。
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