超攻速ガルビオンとは、1984年に放送された国際映画社製作のロボットアニメである。全22話。
概要
地球人の野蛮さを恐れた宇宙人により飛行機などによる飛行が不可能となってしまった世界で、ロボットに変形するスーパーカー「サーカスI・ガルビオン」を駆って、無宇と麻矢は己の自由を得るために道交法違反しつつ活躍する。
たがみよしひさが初めてアニメーションキャラクターデザインに抜擢された作品だが、本編の作画で彼の画風が再現されていたかというと、アニメアールが作画した回以外はまるでダメだったと言わざるを得ない。もちろん、OPのカットのような爽快なアクションは本編には見られない。
たがみよしひさはその後、自身の漫画作品中に「ガルビオンなんてきらいさ」と書いて物議を醸している。
22話で打ち切りになるまでの経緯
あまりに急な打ち切り決定にほぼ完成していた22話を直す暇もなく、ラスト30秒に止め絵とナレーションによる「結末」を加えて強引に終了させざるを得なかった。唐突な打ち切りすぎたため、全国のファンから抗議の電話やハガキが国際映画社へと送られたらしい。ちなみに国際映画社も資金繰りが急激に悪化し、翌年(1985年)に潰れてしまう。
なお、後半2クールに予定されていた構想は当時リリースされたサントラ盤のライナーノーツやアニメ誌に掲載された。
その辺りの顛末
主題歌
オープニングテーマ:『ロンリー・チェイサー』 (歌:田中利由子 作詞:亜蘭知子 作曲:山本正之 編曲:中島正雄)
エンディングテーマ:『メモリー・ララバイ』 (歌:田中利由子 作詞:亜蘭知子 作曲:山本正之 編曲:中島正雄)
*ロンリー・チェイサーはのちにトヨタ自動車「チェイサー」のラジオCMに使用された。
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関連項目
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読み:チョウコウソクガルビオン
初版作成日: 08/09/25 00:08 ◆ 最終更新日: 13/05/31 18:28
編集内容についての説明/コメント: 一挙放送 商品追加
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