NHK宮城県のニュース　仙台放送局

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全国かるた競技大会

かるたの腕前を競う、全国規模のかるた競技大会が仙台市で開かれています。１６日の大会には、東北地方や東京などから過去最も多い、６歳から７４歳までの４００人あまりが参加しました。
この「椿多摩杯争奪全国かるた競技大会」は今年で７７回目を迎えます。大会は、腕前別に５つのクラスに分かれ、トーナメント形式でそれぞれ優勝を争います。
競技では、５０枚の札を相手と二等分し、自分の持ち札を思い思いの順番で並べます。
１５分間かけて、札の並びを暗記した後、競技は始まります。
句を詠む「読手」が上の句を読み始めると、会場全体が静まりかえり、その直後、下の句の札を素早い動きで取り、札が２～３メートル飛ばされることもありました。また、１６日は、初心者の人でも参加できる「北日本かるた競技新人戦」も開催されています。
大会に２度目の挑戦の小学４年生の男の子は、「大会は緊張します。強い人と闘って早く札を獲ることができた時が一番気持ちが良いです」と話していました。
宮城県かるた協会の遠藤健一会長は、「近年、全国的にかるたの人気が高まっていて、若い人も増えてきています。百人一首は日本の伝統文化なので、後世にしっかり伝えていきたいです」と話していました。

06月16日　12時40分

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