日本人投資家がオーナーを務めるサッカー・スペイン2部のサバテルで、“日本人化”騒動が勃発している。スペイン紙「マルカ」によると、日本で外資系通信機器メーカーなどを経営するオーナーの坂本圭介氏(45)は、来季に向け日本人監督の招聘と複数の日本人選手獲得を熱望。内部の地元幹部は反発したが、12日の取締役会ではジョアン・ソテラス会長の解任が決議された。
サバテルはロンドン五輪日本代表候補にもなったFW指宿洋史(22=オイペン)が所属したクラブだが、今回の一件でさらに“日本人化”が加速することは必至。坂本氏は自身が代表取締役を務める会社のサイトで「日本人監督は我々の夢だが、スペインではまだ現実的ではない」と指揮官招聘については消極的だが、日本人選手と下部組織の日本化には前向きな姿勢を見せている。
オーナーの方針でチームの色が変わるのは、サッカー界ではよくある話。一方で、今回の騒動は日本のある芸能人に飛び火しそうだという。
坂本氏がサバテルを買収する5か月前の昨年2月、タレントの薬丸裕英(47)と元アイドル石川秀美さん(46)の次男・薬丸隼人(19)が同クラブのユースチーム「フベニールB」に入団。中学卒業後から欧州で武者修行に励み、欧州でのプレーの第一歩を記したが、今回の一件で立場は微妙なものになった。
過去に欧州クラブの下部組織でプレー経験がある選手は「欧州で実績がない日本人が、カネですべてを動かしていると見られたことは一度や二度ではない。試合に出たとしても、コネとか裏取引みたいなものを疑われるから居心地が悪くなる」と指摘。もちろん、坂本氏の買収前に入団した薬丸ジュニアはコネなどとは無縁で地道な努力を続けた結果だが、今回の騒動は薬丸家にとってありがたくない話だろう。
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