“壮絶DV洗脳”か、それとも…。故若山富三郎さんの息子で俳優の若山騎一郎(48)と加山雄三(76)の異母妹で女優の仁美凌(32)が、11日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)でDV離婚から復縁までを語り、再入籍をにおわせた。2人は昨年、本紙スクープの通り離婚したが、一転して今年2月に復縁。テレビ番組にも出演し、仁美の実母である大林雅美さん(66)を「2人の仲を引き裂いた張本人」として“口撃”している。渦中の大林さんが、悩める胸中をブチまけた。
加山の父で俳優だった故上原謙さんとのロマンスをきっかけに“悪女”のレッテルを貼られた大林さんは、タレント活動後に芸能界を引退。東京・銀座でスナック「まこん」を経営し、平穏な日々を送っていた。だが、娘夫婦が起こした騒動で、平和な日常が崩れた。
「離婚のことを、2人がテレビでおもしろおかしく話し、そのたびに私の過去の映像が“悪女”として使われる。おかげで孫の運動会に出られなくなった。親の私を悪者に仕立ててテレビに出て金を稼ぐのはどうか。恐らく旦那にだまされているんだろうけど…」
実は先月、あるテレビ番組の企画で若山が大林さんの店をアポなし訪問し、再入籍の許しを請う場面をカメラが追いかけた。大林さんが取材拒否したにもかかわらず、番組の予告編がCMで頻繁に流された。これに激怒した大林さんはテレビ局に内容証明を送るなどして番組の放送中止を勝ち取った。だが、それでは終わらなかった。
「私の元を離れていったはずの娘(仁美)が店に姿を見せ『営業妨害しないでよ』と言って去って行った。そして、手出しできない生放送(「ノンストップ!」)にいきなり出演し、夫婦でDVのことをしゃべった」(大林さん)
昨年5月に入籍した2人は、10月にスピード離婚。きっかけは9月、若山が仁美に暴力を振るったこと。仁美は頭から流血し交番に駆け込み、病院に緊急搬送され入院した。全治2週間のけがだったが、腫れ上がった顔に不信感を抱いた医師は「家には帰らない方がいい。脳挫傷なので、次に頭を打ったら命の保証はない」と話したという。
それまで何度も顔を腫らしては実家に避難し、ほとぼりが冷めると若山の元に戻っていた仁美だが、この時ばかりは「殺されるから離婚する」と腹を決め、若山に100万円の慰謝料を求めた。離婚届を提出し、翌月には被害届も出した(復縁後に取り下げた)。
大林さんは「騎一郎君は『普段の喧嘩と同じです』と話したから、こちらは『慰謝料を払えば被害届は出さない』と言ったんです。でも『金は払えない。どうぞ告訴してください』と突っぱねた」と打ち明ける。
実家に戻った仁美は昼はOL、夜は古くからの知人Aさんの飲食店で働いた。Aさんは「『今日から独身』と明るかったのに、次第に親の悪口を言うようになった。酒を飲んでは『私は頭がおかしい。物覚えが悪い』と話していたね。あと『私は半分以上マインドコントロールされている。暴力の後に彼がすごく優しくしてくれて、愛されていると感じる。だから殴られている時も愛されていると思ってるの』とも言っていた」と話す。
結局、仁美は寂しさに耐え切れず若山の元に戻った。それまで気丈に戦ってきた大林さんだが、現在は精神安定剤がないと眠れないという。
「もう娘だとは思っていない。心配する気もなくなった。無理に連れ戻しても、また彼の元に帰るだけ。自分で目を覚まさない限りはどうしようもない。『あの人には自分しかいない』という思いが強いんでしょう。まるでマインドコントロールされているみたい」
大林さんは仁美を何度も支えてきた。なのに仁美の心は大林さんから離れてしまった。
「一生懸命育ててきたけど、優しかったあの子は騎一郎君と付き合って変わってしまった。親だから本音は別れて戻って来てほしいが、とにかく今のままでは無理ね。このままでは喧嘩の拍子に互いに傷つける可能性がある。とにかく犯罪者にはなってほしくない」
“遊び人”の若山には、婚約不履行のトラブルもあり、前途は多難。終結する気配はない。
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