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15日に生放送されたテレビ大阪の討論番組「たかじんNOマネー」(土曜・後1時)で、レギュラー出演者のタレント・水道橋博士(50)が突然、番組降板を表明するハプニングがあった。ゲスト出演した日本維新の会共同代表、橋下徹大阪市長(43)が「小金稼ぎのコメンテーター」と発言したことに激怒し「今日で番組を降ろさせていただきます」と放送中に退席。番組では従軍慰安婦発言に関する論戦が繰り広げられていたが、思わぬ事態に発展した。
発端は、冒頭の橋下氏のひと言だった。同番組では従軍慰安婦に関する橋下氏の一連の発言問題に関し、今月1日の放送で視聴者投票を実施。視聴者の約8割が「問題なし」と回答した結果を受け、橋下氏は「有権者は冷静ですよ。小金稼ぎのコメンテーターとは違います」と言及。水道橋だけを直接意図した発言ではなかったが、これが導火線となった。
水道橋はその後「(慰安婦に関する発言は)どのタイミングで発するべきか、みんなちゃんと計っている」「言葉を選んで言わなきゃダメ」と橋下氏を批判。しかし、放送中盤、橋下氏から「元慰安婦が国家補償を求めている。それを認めるべきですか?」と難題を突き付けられ、「僕に聞かれても答えられない。オレただのタレントですよ」と、封じ込められる形になった。
序盤は威勢よく論戦を挑んだ水道橋だが、後半20分間は無言。不満が募ったのか、番組終盤「橋下さんが『コメンテーターは小金稼ぎ』と言ったんで、僕、今日で降ろさせていただきます。(小金稼ぎとは)違います。3年間ありがとうございました」と、怒りに震える様子で席を立った。
水道橋は、橋下氏が文楽協会への補助金削減の方針を打ち出した昨年も、ツイッター上で直接論戦した経緯がある。生放送後には翌週分も収録予定だったが、これもキャンセル。記者から「本当に辞めるのか?」と問われると、険しい表情で「はい」とだけ言い残し、タクシーで同局を後にした。
同番組の徳岡敦朗プロデューサー(48)は「番組としては慰留したい」と、週明けにも所属事務所側と調整する方針。水道橋の所属事務所では「まだ本人と直接会って話せていません。時間をおいて、落ち着いたところで話し合って結論を出したい」とした。
番組終了後、水道橋は自身のツイッターに「かつて本人がサンジャポの生放送でやったことをやった」と投稿。橋下氏がタレント弁護士時代、TBSの生放送で番組降板を宣言したことを引き合いに出した。その後、ツイッターで「『小金稼ぎの』は撤回します。すみませんでした」と謝罪した橋下氏に対し、「こちらこそ、すみませんでした。わかりあえないこともわかってください」と応じた。
(2013年6月16日06時02分 スポーツ報知)
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