放送時間 | : | 2013年6月16日(日)24:50〜 |
ナレーター | : | 柳生 博 |
制作 | : | 山口放送 |
再放送 | : | 2013年6月23日(日) 11:00〜 BS日テレ |
2013年6月23日(日) 18:00〜 CS「日テレNEWS24」 | ||
山で暮らす夫婦と、それを支える家族の23年間の記録。過去の放送でも多くの反響があり、5年前には第4回放送文化大賞グランプリを受賞した「ふたりの桃源郷」の最終章だ。夫婦が暮らした桃源郷は、電気も水道も通っていない不便な山。「食べていくだけのものは自分で作る」と、戦後間もない頃に夫婦で切り開いた土地だ。一度は大阪に出るが還暦を過ぎてまた山へ戻り、余生を送った。夫は山への思いを最期まで貫き、妻は静かに老いていく。寄り添い続けた娘夫婦は、親との残された時間を大切にした。夫婦とは、家族とは、生きるとは―。山で暮らす夫婦と支える家族の姿は問いかける。現代社会に生きる私たちが忘れかけている大切なことを…。
放送 | : | 6月2日(日) |
24:50〜 | ||
ナレーター | : | 萩原聖人 |
朗読 | : | 小山茉美 |
制作 | : | 南海放送 |
再放送 | : | 6月9日(日)11:00〜 |
BS日テレ | ||
6月9日(日)18:30〜 | ||
CS「日テレNEWS24」 |
山下一郎さん(78)はこの春まで愛媛県八幡浜市の高校に通う現役の高校生だった。妻が闘病生活の末に亡くなったのは22年前。そのとき妻が遺した手紙をずっと開けられないでいた。「読まんといけんけど読めん。切ない…」生前、言われた「青春を返して」という言葉が心に重くのしかかっていたのだ。ある日、高校の授業をきっかけに手紙を開封することを決意した。“一郎様へ”と始まる手紙には、想像しなかった妻の想いが綴られていた。命への執着、夫への圧倒的な愛…それは22年越しのラブレターだった。想いを知った山下さんは二人が出会った九州に向かう。「もう一度会いたい…」かつて二人で歩いた地に妻の面影を見る山下さん。わだかまりは消え、二人の気持ちがつながっていくことを感じる。
放送 | : | 6月9日(日) |
24:50〜 | ||
ナレーター | : | 玉川砂記子 |
制作 | : | 札幌テレビ放送 |
再放送 | : | 6月16日(日)11:00〜 |
BS日テレ | ||
6月16日(日)18:30〜 | ||
CS「日テレNEWS24」 |
去年夏、釧路市動物園にタンチョウのヒナが2羽保護された。名前はルルとラン。親鳥が列車にひかれ命を落としたためだ。いま北海道東部では、国の特別天然記念物・タンチョウが、生息地である釧路湿原やその周辺で、列車と衝突死する事故が増え始めている。大きな原因は「生息地の過密化」で、背景にはエサの乏しい冬場の給餌によって、個体数を増加させてきたという経緯がある。給餌は絶滅寸前からの回復につなげた一方で、タンチョウに「渡り」という本来の姿を忘れさせた。その結果、タンチョウは生息地にとどまって数を増やし、家畜などのエサを狙う姿も相次いで目撃されている。しかし、給餌を事業化した国は、長年「生息地の過密化」という問題を認識していながら、対策を放置し続けていた。
放送 | : | 6月16日(日) |
24:50〜 | ||
ナレーター | : | 柳生 博 |
制作 | : | 山口放送 |
再放送 | : | 6月23日(日)11:00〜 |
BS日テレ | ||
6月23日(日)18:00〜 | ||
CS「日テレNEWS24」 |
山で暮らす夫婦と、それを支える家族の23年間の記録。過去の放送でも多くの反響があり、5年前には第4回放送文化大賞グランプリを受賞した「ふたりの桃源郷」の最終章だ。夫婦が暮らした桃源郷は、電気も水道も通っていない不便な山。「食べていくだけのものは自分で作る」と、戦後間もない頃に夫婦で切り開いた土地だ。一度は大阪に出るが還暦を過ぎてまた山へ戻り、余生を送った。夫は山への思いを最期まで貫き、妻は静かに老いていく。寄り添い続けた娘夫婦は、親との残された時間を大切にした。夫婦とは、家族とは、生きるとは―。山で暮らす夫婦と支える家族の姿は問いかける。現代社会に生きる私たちが忘れかけている大切なことを…。
放送 | : | 6月23日(日) |
24:50〜 | ||
ナレーター | : | 高川裕也 |
制作 | : | 読売テレビ放送 |
再放送 | : | 6月30日(日)11:00〜 |
BS日テレ | ||
6月30日(日)18:30〜 | ||
CS「日テレNEWS24」 |
2000年3月。大山寛人さん(25)は小学6年生。父から夜釣りに誘われ、喜んで出かけた。助手席の母は動かない。何かが海に落ちる音がした。その後母は、海で遺体となって見つかった。この2年前、父は自身の養父を殺害。共に保険金を詐取していた。殺人犯の息子であり、遺族でもある大山さんは社会から孤立し、自らの境遇を呪い、父を憎んだ。自殺を図るが死ねなかった。3年半ぶりに面会した父はやつれ果てていた。おととし最高裁で死刑が確定。安倍政権発足後、相次いで死刑が執行され、大山さんの心身のストレスは極限状態だ。父は、現世に未練が残るからもう会いに来ないでほしいという。息子の思いはただ一つ…「生きて罪を償ってほしい」*家庭内で起きる殺人事件は、2010年度の統計で全体の約半数
放送 | : | 6月30日(日) |
24:50〜 | ||
制作 | : | 広島テレビ |
再放送 | : | 7月7日(日)11:00〜 |
BS日テレ | ||
7月7日(日)18:30〜 | ||
CS「日テレNEWS24」 |
東京都内某所にある一軒のシェルター。ここに身を寄せていたのは、職を失った複数の外国人実習生たち。途上国への技術移転という国際貢献を名目に始まった「外国人技能実習制度」。しかし、残業代の未払いなど、トラブルは後を絶たない。今年3月、広島県江田島市のカキ業者の社長ら9人が殺傷された。逮捕された男は、この業者で働いていた中国人実習生だった。殺害された社長の妻はこう嘆く。「まさか恨みを買われて殺されるとは…」広島県内の別のカキ業者で働く中国人の男性は、出稼ぎ目的で来日した。出身地に海はなく、カキも初めて目にした。中国に残した家族のために3年間働く覚悟を決めている。働き手が減る地場産業の労働力と化した、名ばかりの実習生が直面する制度の実態を描く。