夏インターンの募集も本格化し始め、
外資銀行・外資コンサル志望の15卒は
ES締め切りに向け準備に追われているのではないでしょうか。
しかし、この時期は学業やその他打ち込んでいることに忙しく、
就活に十分な時間が取れないことが一般的。
結果として、幅広い業界を検討することができず、
「なんとなく」で、有名な外資銀行・外資コンサルに応募して
終わってしまうパターンが多いです。
また、強い希望でこれらの業界に絞っている15卒でも、
「お試し」ができるこの時期だからこそ、可能性を狭めず考えるべきだったりします。
志望業界の志望動機が論理的・効果的に語れるのは、他業界も知っている人だからです。
これらの
①就活に時間が割けず対象業界を広げられない
②人気業界以外のエントリーを考えていない
という15卒に向けて、知見を広げる記事を提供していきたいと考えています。
さて、今回紹介するのは「 IT 」です。
「IT? エンジニアの会社でしょ?」
「何やってるのかよくわからないし..」
と思った方も結構多いはず。
しかし、実はビジネスの人でも大活躍できる会社が多く、
近年ではその成長スピードや裁量権の大きさから
トップ企業を狙う優秀な学生や
日本のザ・大企業を嫌う学生に
人気がある業界なのです。
今回は、IT業界就職:WEBポータルサービス企業就職偏差値ランキング
で上位の企業のうち、
夏インターンが就活生に好評でおすすめできる
■GREE
■DeNA
■サイバーエージェント
の3社について、紹介したいと思います。
■GREE
今や売上1500億円に迫るGREEですが、設立は2004年。
今回の3社の中でも最も若い企業です。
福利厚生などは割と手厚いイメージがあり、
働きやすい環境が創られているのではないでしょうか。
給料に関しても、特に中途に手厚く
全体でみると(噂ベースですが)かなり高水準なようです。
雰囲気に関しては、六本木に位置しスマートな印象もありますが、
他2社と比較すると意外にも体育会系的な要素が強い印象。
もちろん部署によるでしょうが、夜遅くまで働いている人が多いイメージです。
また、特徴としては社長の田中さんのバックグラウンドからか、
エンジニアの優秀さには定評があります。3社の中では一番ではないでしょうか。
結果として、自社内でのアプリ開発力は
DeNAよりも評価が高いようです
業績は直近で下方修正を繰り返すなどDeNAに比べ低迷気味ですが、
1年後にどうなっているかわからない業界。
ソーシャルゲーム以外の領域にも力を加え始めたので、盛り返しに期待です。
■DeNA
12年度の売上高が2000億円を超えたDeNAですが、
14年度には倍の4000億円の達成を掲げています。
それが実現するかは別として、高い目標を掲げ達成するアグレッシブさを
持つのがDeNAっぽさかなと思います。
(余談ですが、自ら「永久ベンチャー」を掲げるのもDeNAの社風を表しています)
ベンチャーらしく、新規サービスを3年目以下が任され立ち上げたことが話題になりましたが
社内では珍しいことではないようです。
創業者の南場さんをはじめ、コンサル出身者が多かったり
新卒の学歴が話題になったりと、優秀な人の多さでは3社の中で一番という感じです。
人材の質では他業界を含めてもトップクラスとの評価もよく聞きますね。
一方で、エンジニアのレベルは経験の無い新卒でも育てる姿勢も影響してか
GREEの後塵を拝しているとか。
給与面では、中途がいまいちのため全体でGREEに見劣りすると聞きます。
ただ、新卒に限ればGREEよりも若干高め。
なんとなく激務っぽいイメージもありますが
横浜ベイスターズの買収後などを経てコンプライアンスの観点から
退社時間に厳しくなり現在は割と普通という噂も。
業績に関してはGREEに比べコンプガチャ問題の影響が軽微で
直近の環境でも減収回避など強さを見せています。
また、海外展開に関しても北米でタイトルを当てるなど
DeNAがリードしている印象。
■サイバーエージェント
amebaプラットホーム事業、アプリ開発、広告代理事業など、
事業領域の広さでは一番なのがサイバーエージェントです。
「かっこいい」というイメージからかIT企業の中でも就活生からの人気は高め。
内定者が子会社の取締役になり話題となるなど、
上記2社に負けず若手にも大きな裁量権を持たせているようです。
社内の雰囲気は3社の中でも一番明るく良い印象があります。
特に広告分野が強いためか、クリエイティブな人が多いイメージ。
あと特筆すべきはサイバー女子。
きれいな人が多いことで有名ですね。
全体として、リア充な感じが群を抜いていることでも有名な会社になっています。
社風に合う人は仕事をとことんエンジョイできる会社な気がしますね。
新卒の大量採用がニュースにもなりましたが、
エンジニアは近年になって力を入れ始めた印象で、
上記2社には劣るかもしれません。
業績は、幅広い事業展開と強みのある分野、業界での地位から
安定感は比較にならないでしょう。毎年着実に成長しています。
いかがだったでしょうか?
全3社に共通していることは、成長し続けることが不安定な業界で勝ち続けるためのセオリーです。
成長するための方法として、そのコストの低さから「新規事業」や「新領域への参入」などがあげられます。
そのため、必然的に若手に新規事業を任せるなど、
「5年で課長クラスに」「3年で独立」といった成長意欲の高い学生には非常にオススメの業界です。
※メガバンの場合、6年間は支店の口座開設、送金業務に徹し、人事などは出来レースだったりします。
これらのおすすめ企業に少しでも興味を持たれた方は
とりあえず夏インターンに応募してみてください↓
【夏インターン詳細】
■GREE
・GREE Camp
【締切】①6/30②8/4
【日程】①8/3~8/4②9/14~9/15
【報酬】2万円
■DeNA
・StuDIG
【締切】7/12
【日程】8月下旬の4日間
【報酬】10万円
■サイバーエージェント
・総合職インターネットメディアコース
【締切】①②6/21 ③7/3
【日程】①8/7~8/13 ②8/23~8/29 ③9/12~9/18
・総合職インターネット広告コース(東京)
【締切】①②6/21 ③7/3
【日程】①8/15~8/21 ②9/4~9/10 ③9/20~9/26
・総合職インターネット広告コース(大阪)
【締切】7/3
【日程】9/2~9/6
その他のインターンも知りたい方のための今夏のインターン一覧は
15卒サマーインターン募集まとめをご覧ください。
随時更新していく予定なので、こまめにチェックしてくださいね。
※ 更新を見逃したくない方には
・twitterでこちらのアカウントをフォロー
・Facebookにいいね!
がおすすめです。
これらの企業や業界を知るには創業者の本って有効だったりします。
田中さん(GREE)南場さん(DeNA)藤田さん(サイバー)の3人とも良書を出しているので
時間があれば企業研究にご一読ください↓
No comments yet... Be the first to leave a reply!