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遠隔操作事件 捜査終結へ
6月10日 18時13分

遠隔操作事件 捜査終結へ
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パソコンの遠隔操作事件で、逮捕・起訴された男が、一連の事件で使われた遠隔操作ウイルスを誤認逮捕された男性らのパソコンに感染させたなどとして、追送検されました。
これで、一連の事件の捜査は終結することになります。

追送検されたのは、東京・江東区のインターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(31)です。警視庁などの調べによりますと、片山被告は、一連の事件で使われた遠隔操作ウイルスを、去年7月から9月にかけて、誤認逮捕された男性3人を含む合わせて6人のパソコンに感染させたとして、不正指令電磁的記録供用の疑いがもたれています。
これまでの調べによりますと、片山被告は遠隔操作ウイルスを仕込んだ無料のソフトをネット上で公開し、ダウンロードさせていた疑いがあるということです。
また、片山被告は、去年8月、誤認逮捕された男性らとは別の男性のパソコンを遠隔操作して、ネットの掲示板に女性アイドルグループへの襲撃予告を書き込んだとして、威力業務妨害の疑いでも追送検されました。
片山被告は、これまでに7件の事件で逮捕・起訴されるなどしていて、10日の追送検で、一連の事件の捜査は終結することになります。
片山被告は、一連の事件について「全く身に覚えがない」などと、一貫して関与を否定しています。

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