東京商品取引所の米国産トウモロコシ先物の受渡価格が過去最高値を更新した。14日の7月物納会の受渡価格は前回の5月物と比べ30%高い1トン4万4110円となった。輸入先を南米産に切り替えていることなどを受け、米国産の品薄感が強いのを反映した。
受け渡し枚数はゼロで納会値での現物の取引はなかった。売り方は品不足を背景に買い戻しに動いた。商品先物の納会値は理論的には現物価格と一致するとされる。
これまでの最高値は東京穀物商品取引所(東穀取)時代の2008年7月物でつけた1トン3万8880円。トウモロコシ先物は1992年に東穀取に上場した。
昨年の干ばつによる米国産地の不作を受け、日本の商社は南米産の輸入を増やしている。貿易統計によると、11年まで飼料用トウモロコシの年間輸入量で8~9割を占めた米国産の割合は今年1~4月には約25%に低下した。同時期のブラジル産の輸入量は約6割を占めた。
トウモロコシ、トウモロコシ先物、米国産、東京穀物商品取引所
日経平均(円) | 12,686.52 | +241.14 | 14日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 15,070.18 | -105.90 | 14日 16:34 |
英FTSE100 | 6,308.26 | +3.63 | 14日 16:35 |
ドル/円 | 94.23 - .26 | -0.87円高 | 15日 5:48 |
ユーロ/円 | 125.73 - .80 | -0.97円高 | 15日 5:49 |
長期金利(%) | 0.815 | -0.045 | 14日 17:58 |
NY原油(ドル) | 97.85 | +1.16 | 14日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。