【テヘラン=久門武史】イラン大統領選の投票が14日、実施された。世論調査では保守強硬派のガリバフ・テヘラン市長とジャリリ最高安全保障委員会事務局長、保守穏健派のロウハニ最高安全保障委員会元事務局長が他の3候補を引き離す。即日開票され、15日にも大勢が判明する。過半数を得た候補がない場合、上位2人の決選投票を21日に実施する。
選挙戦は序盤で最高指導者ハメネイ師に近いガリバフ、ジャリリ両氏が先行。ロウハニ師は唯一の改革派候補だったアレフ元第1副大統領の選挙戦撤退後、改革派も取り込んで急速に追い上げた。
保守強硬派ではハダドアデル前国会議長が選挙戦から撤退。ガリバフ氏、ベラヤチ元外相との間で候補者調整の観測があったが、一本化に至らなかった。保守穏健派のガラジ元郵政通信相、レザイ元革命防衛隊司令官は支持に広がりを欠いた。
ハメネイ、ハダドアデル、ベラヤチ、ガリバフ
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